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Championship Reports
競技報告
【昨年のリベンジを誓った男子チームだが、厳しいスタートに】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
小西健太
佐藤太地
佐藤大平
昨年、ホスト開催で2位に甘んじた悔しさを胸に、チャイニーズタイペイに乗り込んだ日本男子チーム。小西健太、佐藤太地、佐藤大平の3人は、目の前で優勝杯を掲げた韓国へのリベンジを誓って第1ラウンドをティーオフしたが、3人ともグリーンのタッチを掴み切れず、出だしからダブルボギーを叩く厳しいスタートとなり、スコアを作ることが出来ずに終わった。

小西健太(東北福祉大学2年)は、練習ラウンドで入念にグリーンの落としどころや芝目、傾斜を確認していたが、「自分が狙ったところとは違う場所に乗せたとき、パッティングのラインを読み切れなかった」不安を抱いたまま第1ラウンドをスタートしてしまった。その不安は1番ホールから現実のものとなる。アプローチが寄せきれず10メートルを残したパーパット。これを3パットしてしまい、いきなりダブルボギーを叩いた小西は、4番も1.2メートルを決めきれずボギー。4番では再び10メートルから3パットでボギーを喫してしまう。6番(パー5)でバーディを決めたが、チャンスホールの9番(パー5)でスコアを戻せなかったのは、「あのホールで流れを引き寄せられなかったのが痛い」と、小西本人も予想外だった。それでも、後半に入ると徐々にショットも復調し、10番でバーディを奪うと、15番では7メートルを沈めてバーディ。しかし、16番(パー3)でティーショットのミスで3オンのピンチを迎え、1.2メートルのボギーパットを外してしまい、この日2つ目のダブルボギーで万事休した。17番で4メートルのバーディパットを決めたものの、時すでに遅く、小西は4バーディ・2ボギー・2ダブルボギーの出入りの激しいゴルフで2オーバーパーでホールアウトした。「ゴルフは準備ができるスポーツ。このラウンドでも、自分のできる範囲で情報収集をしましたが、うまくいきませんでした」と唇を噛む。それでも、調子自体は悪くないと感じている。「今日の後半で、ある程度グリーン周りや芝目はわかってきた部分もあります。変に意識して自信をなくすことなくプレーしたい」と必死に前を向く。

佐藤太地(東北福祉大学1年)も、1番でアプローチを寄せきれず10メートルから3パットのミスでダブルボギーを叩いてしまった。6番(パー5)で4メートルのパットを決めて、イーグルを奪ったが、「順目の下り傾斜のパットで、タッチを合わせて打ったのに、入っていなかったら4メートルはオーバーしていた」と、せっかくのイーグルもパッティングの不安が増幅してしまった。その不安が的中したのか、7番で6メートルから3パットでボギー。9番(パー5)ティーショットをOBとした上に、アプローチも寄せきれずこの日2つ目のダブルボギーを喫して、前半で4オーバーパーと苦しむ。後半もショットの感触は悪くないものの、ショートゲームで悩みは尽きず、12番ではアプローチミスからボギーが先行。13、15番でバーディを奪い溜飲を下げたが、上がり2ホールで1メートルのバーディチャンスを決めきれず、1イーグル・2バーディ・2ダブルボギーの74に終わった。「ショットは9番のティーショット以外は問題なかった。アイアンショットもドライバーショットも良いフィーリングです。でも、パットとアプローチが…。決して難しいわけではないのに、掴み切れない」と、もどかしさを募らせる。「今日の上りはだいぶパットのフィーリングも良くなってきたので、明日につなげたい」と、巻き返しを誓って、練習グリーンに向かった。

佐藤大平(東北福祉大学3年)はティーショットの不出来に苦しめられた。1番で、いきなり右の林に打ち込むと、球は木の根もとでアンプレアブル。スタートでダブルボギーを叩くと、6番(パー5)もティーショットを右の池に打ち込み、2つ目のダブルボギー。7番(パー4)では、2打目の風向きに悩み、キャディと相談して「アゲインストの風と言われて」打ったショットがグリーンを大きくオーバー。3打目は、運悪くバックスウィングで木が邪魔になり、この日2度目のアンプレアブルを宣言するなど、よもやの8打を叩いてしまった。このホールで集中が切れたのか、その後も8、10番でボギーを叩いた佐藤は、11番を終えて10オーバーパーまでスコアを落としてしまう。12番でこの日初バーディを奪って、ようやく悪い流れを断ち切り、その後は3バーディ・1ボギーとしたが、終わってみれば79の7オーバーパー。このスコアは男子出場選手で最下位となる11位タイと悔しさしか残らないラウンドとなってしまった。「7番の8が…キャディは風がアゲインストと言っていたのに、逆風が吹いてしまった…」と肩を落とすが、ゴルフは自己責任のスポーツ。そのショットの結果が悔しいものでも甘んじて受け入れるしかない。そして、自分のプレーでこの悔しさを晴らすしかないのもゴルフ。「明日は、自分らしくバーディを積み重ねるようにしたい。3日目には良いスコアを出したい」今は、佐藤のその言葉を信じるしかない。


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