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Championship Reports
競技報告
【松原大輔がコースレコードを更新。暫定首位発進の立役者に】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
今年、ショットは好調ながらもパッティングに苦戦していた松原大輔。国際競技初出場となる本選手権で、10アンダーパーの62をマーク。

ヤスリンクスのコースレコードを更新する見事なプレーで日本チーム暫定首位発進の立役者となった。スタートの1番で残り50ヤードをサンドウェッジで50センチにつけてバーディとすると、3番も2メートルを決める。松原は、切れ味鋭いアイアンショットでその後も6番で1メートル、7番(パー5)も2オンしてバーディ。8番(パー3)は9番アイアンでピン奥4メートルに乗せると、これを沈めて前半で4バーディを奪って波に乗る。

11番(パー5)はグリーン右手前のガードバンカーから
日没ギリギリのホールアウトとなった
40ヤードを直接放り込むチップイン・イーグルを決めると、14番で85ヤードの2打目を2メートルにつけてスコアを伸ばす。「チャンスについたホールで逃すことなく、8割方パットが入ってくれた」と16番は7メートルを決めると17番(パー3)は5番アイアンのティーショットを1メートルに寄せて、バーディ。松原は1イーグル・8バーディの驚異的なスコアをマークしてみせた。

鬼気迫るプレーでチーム戦暫定首位の原動力となった松原だが、ホールアウト後はいたって冷静だった。「2日間の練習ラウンドで作ったゲームプランを実施するだけでした。1打1打に集中してプレーするように心がけただけです。コースレコードとなりましたが、実際に終わった時は普通な感じでした」と、高い集中力が好スコアにつながったと分析する。

松原が今年、思うような成績を残してこられなかった要因でもあるパッティングは、「大学のコーチと重点的に練習してきた成果が出てきた。ショットとパットがうまく噛み合って、力が発揮できたのかと思う」と、愚直な努力が大一番のノムラカップで結実した。

「団体競技で、1打でもチームに貢献したいと思っていたので、今日のスコアは良かったと思います。でも、今日の内容は、今日で終わり。また明日からイチからスタートになるので、初心に帰ってプレーしたい」と、隙を見せずに明日のプレーに臨むつもりだ。


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