HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【伸び悩むにはワケがある。佐渡山理莉の事情とは?】
第2日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe
2バーディ・1ボギーの72。これだけで推し量れば佐渡山莉理(名護高校2年)のゴルフは安定していると思えそうだ。ところが、現実は、ちょっと苦しみの中にある。「調子は悪くないともえ言えるし、かといって良くもないというのが現状です」。

良くないと感じるのは、どこなのか。それを佐渡山は「アイアンショットの精度ですね」と分析する。「打ち出したいラインには打っていけるんですけど、距離が合わないんですよね。オーバーするかと思えばショートすることもある。

だからグリーンには乗っても、なかなかバーディを狙える距離に止まってくれません。グリーンをあまり外さないから無難にパーというのが多いから、安定して
いるといえば、そういえなくもないのかもしれませんけど、追う立場からいけば、もっとチャンスを作れなくてはいけないでしょうし、攻めるゴルフを展開できないと苦しくなります」。

第2ラウンドのスターティングホールとなった1番で、ピンまで145ヤードの距離を7番アイアンで打つと、グリーン奥まで飛び、ラフにこぼれた。飛びすぎだった。1メートルに寄せたものの、これを決められずにボギー発進となった。4番(パー3)では6番アイアンのショットでピン右奥4メートルをとらえてバーディを奪い返した。イーブンパーとなって後半に向かっても、またパー行進が続き、15番でようやく5メートルのフックラインが決まって2つ目のバーディがきた。

スコアに動きがあったのは、18ホールの中で3ホールだけという静かなゴルフに終始した。
「練習では、アイアンの番手ごとに、ボールは結構1か所に集まるんですけど、コースでは、どうもタテの距離が合わない。それが、このところの自分のゴルフになってしまっているんです」。

というわけで、最終ラウンドに追い上げる立場になった自分に「あまり期待が持てない」と、つい弱気な発言になってしまう。「攻める気持ちはあるし、実際に攻めてもいるんですけど、なかなかチャンスにはついてくれない。よほど長いパットが決まってくれないと、追い上げは厳しいでしょうね」。

静かなゴルフ同様、インタビューのやりとりも静かに始まり、静かに終わってしまった。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査