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Championship Reports
競技報告
【エースの風格が漂う比嘉は、「軽井沢の借りを返すためにも圧倒して勝ちたい」】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
比嘉一貴(東北福祉大学4年)も好調なプレーを続けている。この日の初バーディは3番。ティーショットを3番アイアンでレイアップして、2打目をグリーンセンターに確実に乗せると7メートルを沈めてみせた。6番(パー5)は、ファーストカットから残り250ヤードは「3番ウッドで打つ距離だけど、3打目に勝負をかけようと、3番アイアンを選択した」とグリーン手前50ヤード地点に運ぶ。ラフからのアプローチとなったが、これを50センチにつけて計算通りのバーディを奪う冷静な判断が光るプレー。7番も170ヤードのセカンドショットを8番アイアンでピンを刺し、バーディ。8番は「チャンスだったけど、パットを決めきれず」パーに終
わったが、続く9番(パー5)で比嘉が非凡な才能を見せる。「このホールのティーショットは3番ウッドで充分。だけど、気分を変えたかったので、あえてドライバーを選択した」と、ゲームの流れを呼び込もうとあえてアグレッシブなプレーを選択して、バーディにつなげてみせた。

後半、2ボギーを叩いたものの、10番ではティーショットを右に曲げ「OBも覚悟して暫定球を打った」というピンチもフェアウェイバンカーでOBを免れ、「得意にしている」このバンカーからの2打目を1メートルにつけてのバーディをはじめ、13番(パー5)、14番の3バーディを奪い、7バーディ・2ボギーの67でホールアウト。2日連続の60台をマークするプレーぶりは、日本チームで最も多い日本代表としての経験に裏打ちされた落ち着きと、エースの風格を漂わせるものだった。
「この2日間、風も弱くて、ティーショットのミスがない。自分は元々アイアンを得意にしているし、グリーンの情報収集もしているから」と、好スコアの要因を語る姿も堂に入っている。

比嘉にとってネイバーズトロフィーは悔しさだけが残る大会でもある。「初出場の軽井沢で、韓国に37打差をつけられて負けたことは忘れていないし、やり返したい。最終ラウンドも差を詰められて逃げ切るのではなく、圧倒して優勝したい」と16打差をさらに広げて見せる気概を見せ、「この2日間、チームのみんなが頑張っている」と、チームが結束していることに自信を覗かせる。比嘉がチームメイトを信頼している以上に、メンバーも比嘉を信じている。このチームの固い絆は、まさに比嘉が望んでいたチームの姿そのものだ。
明日の最終ラウンド、圧倒的な強さで優勝という結果を得ることができれば、比嘉が優勝杯以上に日本チームとして欲している「理想形」を手に入れられる。

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