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Championship Reports
競技報告
【今野は連日の71とチームに貢献。金谷は不採用スコアに終わるも手応えを掴む】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
今野大喜
金谷拓実
今野大喜(日本大学3年)は、2日連続の71でホールアウト。本選手権で初めての採用スコアとなったが、「チームに貢献できているのかな」と不満が残る。

「ドライバーでフェアウェイに置ければ、チャンスホール」というスタートホールで、ティーショットを右にミスしてしまい、パー発進となるが、「ショットの感覚は悪くなかった」と、3番で4メートルを沈めると、4番は5メートルを決めて連続バーディ。9番(パー5)でもスコアを伸ばし「良いゴルフが出来た」と、前半を3アンダーパーで終える。「良いバーディも穫れたし、難しいパーも拾えた」という今野だったが悔いを残すのは、15、16番の2ホール。15番はティーショット
今野大喜
金谷拓実
を左にミスして木の真後ろに。16番(パー3)は9メートルから3パットのミスで連続ボギーを喫してしまった。

「連続ボギーを出してしまったのは、悔しい。昨日と同じスコアだけど、今日はもっと伸ばせた」と日を追う毎にジョーンズコーチから教えを受けたコースマネジメントの方法に手応えを感じながら、結果に結びつかないもどかしさに切歯扼腕する。ホールアウト後には再び、ジョーンズコーチに教えを請うた今野。「ゲームを作っていく話をした。もう一度ゲームプランを練り直す」と自分が納得できる結果を残せるよう貪欲さを見せている。

金谷拓実(東北福祉大学1年)は、「スタートの2ホールで躓いてしまった」と出だしの不出来を悔やむ。1番はティーショットを左のバンカーに打ち込み、ダブルボギー。続く2番も3メートルのパーパットを外してしまい、3つスコアを落としてしまった。

「最近では覚えがないくらいティーショットが悪かった。ジョーンズコーチに言われたが、スウィングでアドレスの前傾角度が崩れる以前の悪い癖が出てしまい、左へのミスが止まらなかった」と、その後も2バーディ・3ボギーとスコアを落とし、4オーバーパーで不採用スコアに終わってしまった。しかし、金谷の表情に陰りは見えない。「結果を出せなかったことは残念だけど、昨日も言ったとおりプロセスに集中していて、それは確実に出来ていた」と、自分の課題に真摯に取り組めていることには、手応えを感じている。

「今日は自分のことで精一杯なラウンドだった。メンバー全員が優勝したいという気持ちは一緒だと思うので、助かっている。明日は、リードはないものと考えて。逃げ切るのではなく、トドメをさすようなラウンドをしたい。それで勢いをつけて、ノムラカップの連覇に繋げたい」と、本選手権での悔しさを知る金谷もまた、リベンジに向けて気持ちを奮い立たせている。

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