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競技報告
【優勝候補たちの意外な出遅れ】
第1日 競技報告:塩原義雄 写真:Y. Watanabe
西村優菜
吉田優利
今大会には、昨年の日本女子アマ優勝者の安田祐香、今年の同アマ・チャンピオンで日本ジュニアとの年間両大会制覇のぁかる吉田優利はじめ、国際競技経験豊富な西村優菜、佐渡山理莉らの強豪が出場している。優勝候補にあげられていたビッグネームたちである。

意外なことに、揃って出足は鈍かった。西村が69で4位タイ、吉田、佐渡山が70で11位タイ、安田は72で22位タイ。西村は10番からスタートして14ホール連続パー。なかなかバーディを奪えない苦しい流れにフラストレーションをためていた。「ほとんどグリーンをとらえていたのに、パットが決まりませんでした。ショットは良かったんですけど、スコアに結びつかなくて…
安田祐香
。残りホールが少なくなってきたところで、パッティングのとき、顔を上げるのが早かったかな…と気づき、それを修正したら、ようやくボールがラインに乗るようになりました」。それが、残り4ホールになってからの3バーディにつながったという。

西村は、この1年、ずっと考えてきたことがある。「国際競技も含めて、悪くはないんですけど、2位とか3位というのが多いんです。あと一歩届かない。それは、どんな理由なのか。どうすれば、あと一歩の状態から抜け出せるのか。多分、ちょっとしたことだと思うんです。でも、ちょっとしたことだからこそ見つけにくいのではないかとも思います。でも、今日のゴルフにヒントがあったように感じています。思い通りにいかなくても、我慢し続ける忍耐力、そして、原因を自分に気づかせる閃き、流れの変わり目を逃さず、とらえる直観力…そんなものが、少しずつ欠けていたんじゃないか。今日のゴルフで、そんな気持ちにさせられました。2日目から、そうしたことを、もっと強く意識してプレーしてみます」。

吉田も10、12番とスタート3ホールで2バーディを奪う好スタートを切りながら、その後は足踏み状態に陥り、イーブンパーまで後退した後の8番バーディで、なんとかアンダーパーに戻してホールアウトした。

このところパッティング重視の練習を続けてきたという。そのパットが、なかなか決まらなかったのだが、そんな中で自分に言い聞かせてきた。「今の自分に大切なことは、いいリズム、テンポで決めたラインに転がりのいいボールをヒットし続けること。そうしていれば、どこかで決まるようになる」。そして、第1日のゴルフを、こう表現した。「自分がやるべきこと、やれることは、やり続けることができました。スコアにはつながらなかったけど、明日にはつながるゴルフだったと思います」。

安田もグリーン上で苦戦していた。「今日は35パットも打ちました。耐えるゴルフでした。インパクトのタイミングが悪いのかなあ…。こういうゴルフだと、コースも難しく感じてしまうんですよね。調整してから帰ります」。

救いは、それぞれに“気づき”があったことと、あと2日戦いを続けられること。挽回に期待しよう。

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