HOME
Championship [本選競技]
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
歴代優勝者
主な記録
本選競技日程
Championship Reports
競技報告
【2勝目を飾った豊島は、来年の地元開催で連覇を誓う】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
前日まで2位に4打差をつけ、そのまま豊島豊の楽勝かと思われたが、勝負はそんなに簡単ではなかった。本人も「前半で2位の水上さんと同じスコアで回れば、勝ち目はある」と思っていた。しかし、終わってみれば「最後の9ホールがいかに難しいか、思い知りました」という展開になった。

12番ホールで水上がバーディ、豊島が3パットのボギーで4打差が2打差に縮まる。15番では豊島がグリーンのカラーからパターで寄せるも、パーパットをまたしても外してしまい、ボギーとして1打差に。そして、16番では水上がチップイン・バーディを決め「まさかチップインするとは…」と並ばれたことに動揺し、自分は下りの70~80センチのバ
ーディパットを外してしまった。しかもボールはカップから2メートルほどオーバーし、絶体絶命のピンチ。この日は自分でも「なかなかない」という1日に3パットを3回するなど、パットに大きな不安を抱えていた。頭の中で「外したら負けるかも」という思いがよぎったが、ここは気合いでパーパットを沈めた。

17番(パー3)では7番ウッドで打ったティーショットをピン2.5メートルにつけ、バーディチャンス。水上はティーショットをバンカーに入れ、そこから寄せるも2メートルのパーパットを残していた。先に「バーディパットを入れたら、ある程度勝利が見える」と思ったが、このパットを外してしまい、逆に水上はパーパットを決めた。

両者並んだまま、迎えた18番ホール。第2打を先に打ったのは水上。ピン奥2メートルにつけたが、豊島の位置からはピンにぴったりついているように見えた。「もうピンを狙って打つしかない」と残り138ヤードの第2打を8番アイアンで「完璧に打てた」ショットは、ピン手前1.5メートルにつけた。

先に下りのバーディパットを打った水上は外してしまい、豊島は上りのパットを残していた。「今日の調子ではプレーオフになったら自信がない。ここまで来たら気持ちの強い人間が勝つ」とまっすぐ強めに打って、見事にバーディパットを決めた。

これで豊島にとって本選手権は3年ぶり2度目の優勝だが、前回の優勝と「全然違う」思いだ。「長がった」という一言に、その思いのすべてが詰まっている。彼にとって貴重な経験を積むことができた。来年の本大会は地元埼玉県の武蔵カントリークラブ・笹井コースで開催される。「埼玉で試合をするのは、あまりない。高揚感もある」と来年は大会連覇を目指す。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査