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競技報告
【65をマークして3位浮上の蝉川泰果は「いい感じでできている」】
第2日 競技報告:三田村昌鳳 写真:W.Yoshitaka
蝉川泰果。セミカワ・タイガと読む。兵庫県の小野エリアに自宅があり、いまは東北福祉大学3年生である。前半は、10番からのスタート。10、11番とともに2メートルの距離を沈めてバーディ。13番(パー5)は4メートル。14番でボギーを叩いたあとも、すかさず15、16番とバーディをもぎ取る。4バーディ・1ボギーで折り返し、後半では、4番、5番とバーディを奪い、9番もバーディで締めくくり65。通算7アンダーパーで、単独3位である。

「いつもスタート(第1ラウンド)で出遅れるタイプなんですよ。でも、今回は雨の中でイーブンパーで回れましたから、その意味では、いい感じできていると思います」と第2ラウンド
の好スコアに俄然やる気がでているようだった。「どうしても、僕はメンタル面に問題があると思っていて、去年の日本オープンでも苦い思い出があるし、そこを直そうとしたことは確かです。もちろんショットなどの練習も頑張りましたけどね」と蝉川は話してくれた。まず、彼の注意点は、試合での「動作」だった。すべての動作を丁寧にすることから始めた。たとえば、コースに入る時間に余裕を持つ。平静心を持つ。焦らない。「プレー中の動作では、気持ち的にテンポが速くなったりすることを避けて、目の前の1打に集中する」ということである。

一昨年の日本アマで、第2ラウンドを終えて蝉川は、首位と2打差の5位タイだった。さらに第3ラウンドにもスコアを伸ばして、首位の清水大成と1打差の2位タイで木村太一と並んでいた。ところが最終ラウンドに73と崩して、優勝した木村太一とは6打離されて9位タイに終わった。
その悔しさが、忘れられない。先輩の金谷拓実が大学時代に何度か一緒にプレーする機会があった。そのとき「やっぱり金谷先輩のメンタルの強さが、すごくて、自分もああなりたいと思いました。もちろんショット力、パッティングの旨さは別格ですけどね」と語った。

この日、10番からのスタートで、10、11番とバーディが獲れたとき「あともうひとつで流れに乗れるな」と前向きな気持ちになり、それが13番のバーディにつながったという。
蝉川は、ときおり実家に帰ると、周辺にある東条の森カントリークラブで、練習ラウンドをする。アップダウンのあるコースをセルフでバッグを担いで、7500ヤード超えのコースを黙々とラウンドするそうだ。それが体力と忍耐、メンタル面の強化に繋がっているのかも知れない。

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