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[本選競技]
【トップタイの寺岡沙弥香の不思議な能力】
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第3日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe / Y. Kawatani
第3日最終組の3選手がスコアを伸ばし合った。その中でボギーを先行させたのが寺岡沙弥香だった。3番パー4でグリーンをとらえられず、アプローチも寄せきれず…という悪い流れだったのだが、ダメージを受けている様子は、まったく見られなかった。ボギーパットを沈めた直後の寺岡の頭の中に浮かんでいたことを話してもらうと、こんな言葉が返ってきた。
「あのときですか?“6番でバーディが待っているから、まあいいか”って思っていました」
6番の前に4番パー4で7㍍を沈めてバウンスバックしたのだが、その後で迎えた6番ホール。寺岡は、本当にそれが決定事項であったかのように前日に続くバーディを奪った。
「