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Championship Reports
競技報告
【日本チームが-14でホールアウト。スペインに6打差をつけ首位スタート】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
蝉川泰果
中島啓太
第32回世界アマチュアゴルフチーム選手権が31日、フランスで開幕。Saint-Nom-La Bretecheコースをプレーした日本チームは、蝉川泰果(東北福祉大学4年)が10バーディ・1ボギーの63をマークし、個人戦首位に立つプレーでチームを牽引すると、岡田晃平(東北福祉大学3年)も6バーディ・1ボギーの67でホールアウト。中島啓太(日本体育大学4年)は8番でダブルボギーを叩くなど、4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーのパープレー72と不採用スコアに終わったが、本選手権初出場の2人の奮闘でチームスコア14アンダーパーで第1ラウンドを終え、2位のスペインに6打差の首位スタートを切った。チームスコ
岡田晃平
蝉川ホールアウト風景
ア7アンダーパーにはホスト国のフランス、オーストラリア、ドイツ、イタリア、スウェーデンが続いている。

開幕前に「選手の仕上がりもよく嚙み合えばチームスコア10アンダーパーは出せると期待している」とチームの手応えをつかんでいたガレス・ジョーンズヘッドコーチ。「世界アマ初出場の蝉川と岡田が臆することなくストロングポイントの飛距離を活かした素晴らしいプレーをしてくれた」と日本チーム首位スタートに貢献した2人に労いの言葉をかけると、パープレーと悔しい1日となった中島にも「いつもと変わることなく世界水準の準備をしてきている。彼が見せる姿勢がチームに安堵感を与えて、良い雰囲気を作り出してくれている。残りのラウンドもスコアだけでない部分でチームに貢献してくれる」と全幅の信頼は揺るぎない。

ハザードが絡み戦略性が高いLe Golf Nationalでの第2ラウンドは、「第1組でのスタートだから風も出ていないだろうし、チームにとっては良いと思う。10番ホールからのティーオフで、15番から4ホール連続で池が絡むタフなコース。そこをしっかりしのいでいければ、良いラウンドになるだろう」と予想。「第1ラウンドで勝者も敗者もない。明日もいつも通り、しっかり準備をして、選手それぞれプランに沿ってプレーすれば良いラウンドになるだろう」と好スタートにも浮足立たず、メンバーが落ち着いて過ごしていることを高く評価している。

チームを率いるジョーンズヘッドコーチとグレッグ・ビショップコーチは、メンバーに守りに入らず攻め続けるプレーを求め続けている。その期待に応えて、首位スタートを切った日本チーム。第2ラウンド以降も攻めのプレーで一気に世界の頂点に上り詰めたいところだ。


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