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競技報告
【徹底したマネジメント、ショットとパットが噛み合った杉浦】
第1日 競技報告:三田村昌鳳 写真:Y.Watanabe
杉浦悠太は、このところずっと「噛み合わないゴルフ」をしていた。「自信がないわけではないんです。でもショットとパッティングのかみ合わせが悪くてうまくいっていなかったんですよ」と言った。でもこの日の杉浦は、ようやくそのかみ合わせがしっくりときたという。

スタートの1番から5メートルのバーディパットを決め、続く2番でも1メートルにつけるショットを放ち連続バーディの幸先の良い出だしだった。さらに9番でもバーディをもぎ取り、前半を3アンダーパー、33でターンした。

「ここはまずティーショットがひとつの鍵だと思うんです。ドッグレッグのホールも多いですし、フェアウェイの落とし所も要所要所に狭いん
です。だから僕は、ドライバーを使う、使わないホールを決めてマネジメントしました」と杉浦は語った。パー3の4ホールを除いて、残り14ホール中、なんと半分の7ホールは、ドライバーを持たずに攻めた。

「目標スコアは、68かなと思っていました。でも、終わってみれば67のスコアでしたから、まずまずだと思っています」
後半に入って、11番(パー5)でバーディ。13番(パー4)では9メートルの距離を沈めてバーディ。唯一のボギーは、続く14番(パー3)だった。「ティショットでミスして、30ヤードのアプローチから4メートルにつけ、それを2パットでのボギーです」と言う。18番(パー4)では第2打をOKの距離に寄せてのバーディで後半34。通算67で第1ラウンドを終えた。「今日は、グリーンを外したのが3,4回だったと思います」という杉浦は、ようやくショットとパッティングが噛み合うゴルフができたのだ。

このコースは、1974年に開場している。設計は、安田幸吉である。大会は、6990ヤード・パー72で開催されているが、全長7005ヤード表示となっている。北海道の地形の自然美とそのままの起伏を生かしたノーブルな設計。そして何よりも、印象的なのが左ドッグレッグホールが4つあることが攻略の鍵となっている。

「僕の持ち球はフェードなんですよ。だからドロー系を求められるホールは、得意じゃないんです」と杉浦が語っていた。それをドライバーを使わない選択肢で切り抜けたのかも知れない。「“刻む”というか、“戦略”ですね。スタート前に、僕は68を目標にしたいなと思っていたんですよ。でも、ある人が、67だよと言ったんで、最終ホールで、あそうか、あとひとつとれば67だと(笑)。それで67、67って踏ん張ったら、ショットが決まってOKの距離について達成できました。明日ですか?やっぱ67でしょう(笑)」という杉浦は、今回、噛み合わせもよく前向きのゴルフでプレーをしてる姿が輝いていた。

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