2023年度(第33回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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海外挑戦で
タイトルへの想いが再燃

 プロゴルファーの大きな夢は、世界の舞台での勝利であろう。それを目標にシニア入りしても積極的に海外に挑戦し、その壁の高さに打ちひしがれるも自分たちの夢への情熱を再燃させている選手たち。
 今年、全米シニアオープンゴルフ選手権、全英シニアオープンゴルフ選手権、全米プロシニアゴルフ選手権などに出場した藤田寛之、深堀圭一郎、宮本勝昌、兼本貴司の心の裡に燃やす情熱がナショナルオープンでどんなプレーを引き出してくれるだろうか。

 昨年大会、マークセンと優勝争いを演じたものの、2位に終わった藤田寛之。
 「プロならば誰でもほしい」と位置づけている日本シニアオープンのタイトル。自身もそして周囲も初のナショナルオープン戴冠を期待しながらも、あと一歩のところで頂点にたどりつけていない。年齢を重ねるごとに「視力が衰え、スウィングスピードが落ち、疲れも残りやすい。パッティングやアプローチの微妙な感覚もしっくりこない」と身体と感覚とのギャップに苦しめられている。
 今年は8年ぶりの海外挑戦を控え、昨年末から1週間のトレーニングルーティーンを見直すなど試行錯誤を続けてきた。そして迎えた全米シニアオープンゴルフ選手権では47位タイの成績を残したが、自身の成績よりも刺激を受けたのは、65歳で史上最年長優勝を果たしたベルンハルト・ランガーの姿だったという。全米シニアオープンの1ヶ月前に開催された全米プロシニアでランガーと同じ組でプレーをして、一回り年上の彼が見せる強さを実感させられてからの快挙達成に、「違う世界の凄さを見せてもらった」と目を輝かせる。
 藤田が衰えに苦しむ中、ランガーがそれを乗り越え、頂点に君臨した姿を見せられて受けた刺激は大きなものだろう。 プロゴルファーを「獲物を獲る習性をもつ野生動物」と例える藤田。「試合ではないゴルフばかりでは、緊張感が少なく飼い慣らされているような環境になってしまう。それに慣れていては勝負勘が鈍ってしまう」と今年もABEMAツアーとシニアツアーに出場し続け、試合勘を研ぎ澄ましている。
  ランガーが見せてくれた姿に自身を重ね、今年こそ悲願のナショナルオープン獲得を狙う。
  深堀圭一郎
  2003年日本オープンに続いてのナショナルオープン優勝を狙うのは深堀圭一郎だ。「日本オープンに勝ったことで広がった世界がある。現在、自分が戦っているカテゴリーの中で最高のタイトルが日本シニアオープン。難しいけれど、狙って勝ちたいと思う」と2019年大会に初出場して以来、ベスト10入りを続けながら一歩届いていないタイトルに意欲を見せる。
 深堀は今年、全米シニアオープン、全英シニアオープン、全米プロシニアの3試合に出場し、「レベルも高いし、コースも難しくて厳しかった。全てのショットに高い集中力を求められる。でも、そこで厳しさと喜びを感じて、ギリギリでやり続けることが大事なんだと思う。忘れていたわけではないけれど、身体の奥に染み込んでいたものを叩き起こされた感じ」と、ナショナルオープンに向けて闘志に火がついた。「厳しい環境でゴルフをプレーして、少しずつ結果を出すのが喜びだし、それがやりがい」
 ナショナルオープン特有の厳しいセッティングの中、自身が最高のタイトルという日本シニアオープン優勝に向けて、心の裡で青い炎が燃えている。
宮本勝昌  
 日本シニアオープン初出場となった昨年大会で6位タイとなった宮本勝昌。今シーズンは開幕戦で5位タイ、2戦目に8位タイと好成績を残していたが、あと一歩のところで優勝を逃してきた。
 5月には全米プロシニアゴルフ選手権に出場。大好きと公言するアメリカで「第1ラウンドから良いスコアを出して、上位争いが出来た」と10位タイの好成績を残して、帰国2戦目となるファンケルクラシックで見事な逆転劇を演じてシニアツアー初優勝を果たした。この優勝で勢いに乗るであろう宮本には、日本シニアオープン優勝に向けて、高いモチベーションがある。「シニアになって一番勝ちたい大会です。いつもいつも気合を入れて試合に出ていますが、この大会はいつも以上に気合を入れて臨みます」と是が非でもほしいタイトルであると同時に、1999年に米ツアーを主戦場とした経験を持つ宮本には、もう一度、アメリカでじっくり戦いたいという想いがあるという。そのために、PGAツアーチャンピオンズのQTに挑むことも視野に入れているという。
 日本のシニアツアーの賞金ランキング上位に入れば、チャンピオンズのQTにファイナルから挑戦できる可能性が出てくる。宮本が描く未来予想図を完成させるために是が非でも実現させたい日本シニアオープンでの優勝。宮本にも夢を追う選手の強さを見せてほしいところだ。
兼本貴司
 2022年大会で3位に入賞した兼本貴司は今年、全米シニアオープンと全米プロシニアに出場し、能登カントリークラブでの日本シニアオープンに臨む。
 2021年にシニア入りした兼本は、翌2022年シニアツアー初優勝を飾ると、日本シニアオープン初出場で3位入賞とシニア選手として好スタートを切った。しかし、今シーズンの国内シニアツアーでは、なかなか上位に食い込めず苦しいプレーが続いていた。その中で出場した海外2競技で、「海外のコースではティーイングエリアが左足下がりの傾斜になっていることが多い印象で、ミスがはっきりとミスになる。ホールロケーション次第でコースがメチャクチャ難しくなって、逃げることを許してくれない。本当に難しかった」と、コースセッティングの厳しさを感じたようだが、そう話す目は笑っていた。そして、「ギャラリーも良いショットには人種に関係なく素晴らしい拍手をくれる」と選手たちを盛り上げてくれる観客の喝采が喜びをもたらせてくれた。そのときの記憶が今シーズンの兼本を慰撫し、奮い立たせている。
 日本シニアオープンでも厳しいコースセッティングを堪能しつつ、ギャラリーからの声援を受けられるプレーを見せてくれることを期待したい。

タイトル奪還に静かに闘志を燃やす手嶋多一、
初出場でのタイトル奪取を狙う片山晋呉

手嶋多一  2021年大会で大会最少ストロークを記録して本選手権初優勝を果たし日本オープンとのナショナルオープン2冠を達成した手嶋多一。
 日本シニアオープン優勝後には中嶋常幸から電話をもらい青木功、中嶋、谷口徹に続く史上4人目のダブルタイトルホルダーになったことを聞かされ、「すごく嬉しかった。名誉あることだと感じた」と喜びを深めた。そしてディフェンディングチャンピオンとして連覇を狙った昨年は、自分でも気が付かないうちにプレッシャーを感じていたのかもしれない。「ちょっと落ち着いてできなかった。気持ちが先走った……。自分ではわからなかったけれど、たぶんそうだったんでしょう。今年は落ち着いてやりたいです」と静かに語る。
 今シーズンもABEMAツアーとシニアツアーに出場している手嶋。傍から見れば54歳の手嶋にとってハードスケジュールではないかと思われるが、「試合が好きなんです。試合の緊張感から遠ざかると、また行きたくなる。ずっとレギュラーツアーで忙しくやってきて、シニアツアーだけという気持ちにはなれなくて……。それぞれのツアーで違う刺激をもらっています」と、今年も飄々と自分のペースを守り続けている。
 連覇の呪縛から放たれて自然体で臨む本年の日本シニアオープン。ナショナルオープンを獲得した喜びと名誉を再びと静かに闘志を燃やしている。
 2023年1月31日に50歳の誕生日を迎え、6月にシニアツアーデビューした片山晋呉。初出場となる日本シニアオープンに向けて、「能登カントリークラブは、すでに4回プレーしています。下見は、日本オープンでもずっとしていたので、それと同じです」と、これまでと変わらぬ姿勢で着々と準備を進めてきた。
 片山にとって、ナショナルオープン初優勝は、2005年の日本オープンゴルフ選手権。第70回の節目となるこの年、廣野ゴルフ倶楽部の18番ホールで優勝杯を掲げた。その3年後の2008年には日本オープン2勝目を飾り、自身ツアー通算25勝。35歳で史上7人目の永久シード選手となりプロゴルファーとして一つの節目を迎えた。古賀ゴルフ・クラブでは、キャディーバッグからドライバーを抜くクラブセッティングが注目されたことも記憶に新しいが、それも万難を排してきた準備に基づく戦略から。目標を定め、それを手にするために努力を惜しまず、知恵を絞り切る片山の姿は、ずっと変わっていない。
 その片山が目標に据えているのが日本シニアオープンタイトルだ。「日本シニアオープンに勝ちたいという気持ちは、ずっと持っていました。45歳ぐらいからですかね。“日本オープンには勝てないかな”と思い始めた頃から、“日本シニアオープンに勝ちたい”と考えるようになりました。できるだけ早く勝ちたい」と、口にする。「アマチュアの頃から日本学生とかのタイトルを獲った人にしかわからない気持ちがあるんです。気持ちいいんですよ」と笑顔で語るが、その目の奥にはシニア入りした今でも獲物を見据えるような鋭さを宿している。
片山晋呉
 アマチュア、レギュラーツアー、そしてシニアとカテゴリーは変わっても日本タイトルへの想いが変わることがない。片山のゴルフ人生で節目となってきたナショナルオープン。今年の日本シニアオープンを新たな里程標とすることができるか。
 
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