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公益財団法人日本ゴルフ協会は5日、2020年度第1回定時理事会を開催し、新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、本年度開催を予定していた当協会主催アマチュアゴルフ選手権全競技（予選を含む）の開催中止を決定いたしましたので、お知らせいたします。
当初の開催日程を延期し、10月以降の開催を検討してまいりました日本男女アマチュアゴルフ選手権についても、中止といたします。
当協会規則・競技推進本部では、日本政府の新型コロナウィルス感染症拡大防止に取り組む姿勢を強く受け止め、主催アマチュアゴルフ選手権競技の開催に向けて、慎重に協議を重ねてまいりましたが、全国から各選手権に出場する選手、ご家族、関係者の移動に伴う感染リスクが払拭できないこと、また、日本選手権に通ずる各地区連盟主催の地区選手権を中止した地区、競技も多いことから、苦渋の決断ではありますが、本年度当協会主催のアマチュアゴルフ選手権全競技の開催中止を決定いたしました。
なお、9月末から10月中旬にかけて開催を予定している「第30回日本シニアオープンゴルフ選手権（9月17日～20日、鳴尾ゴルフ倶楽部）」、「第53回日本女子オープンゴルフ選手権（10月1日～4日、ザ・クラシックゴルフ倶楽部キング・クィーンコース）」、「第85回日本オープンゴルフ選手権（10月15日～18日、紫カントリークラブ すみれコース）」ならびに、各オープンゴルフ選手権の予選会（地区予選・最終予選）については、開催に向けてオープン事業推進本部で検討を進めておりますことを申し添えます。
公益財団法人日本ゴルフ協会 規則・競技推進本部 佐野 文範 本部長コメント
『4月に日本政府より発出された緊急事態宣言が5月末で解除されました。しかしながら、専門家会議より感染防止対策として三密を避ける”新たな生活様式への転換”が求められ、今後も新型コロナウィルス感染症の第2波、第3波の流行が懸念される中、日本国民が一丸となって次の流行を阻止するために、当協会でも日々、感染防止対策に取り組んでおります。そのような状況に鑑みて、日本ゴルフ協会規則・競技推進本部では、先般発表した「日本国内小規模ゴルフ競技における感染症対策ガイドライン」に基づき、当協会が主催するアマチュアゴルフ選手権競技を安全に、かつ安心して開催する手段を検討してまいりましたが、出場者、関係者の感染リスクを100％取り除くことは不可能であること、また各地区連盟が主催する地区選手権をすでに中止にしている地区も多いことから、誠に遺憾ではありますが、本年度当協会主催アマチュア選手権全競技の開催を中止することを決定いたしました。
日本選手権出場を目標に日々修練を重ねておられる競技者の皆様、開催コース関係者の皆様には大変残念なお知らせになりますが、何卒、ご理解を賜りたく存じます。
最後に、新型コロナウィルス感染症に罹患された方々の1日も早いご快復と、皆様のご健康を祈念申し上げますとともに、日々活動を続けておられる医療従事者の皆様に心より感謝申し上げます』
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