日本オープンゴルフ選手権競技
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Championship Highlight 2011
2011年大会ハイライト
2011年度(第76回) 日本オープンゴルフ選手権競技
2011年10月13日〜10月16日 鷹之台カンツリー倶楽部 参加者数:108名 アマチュア:19名
1st Round
伏兵の趙珉珪が単独首位。好調な裵相文と久保谷健一らが7人が2位タイと混戦模様に。
趙 珉珪 松山 英樹
趙 珉珪 松山 英樹
第76回大会の舞台は千葉県の鷹之台カンツリー倶楽部。同倶楽部で日本オープンが開催されるのは4度目となるが、1961年の暗闇のプレーオフ、2000年の尾崎直道の連覇達成と記憶に残る熱戦が繰り広げられている。
フラットで見通しの良いホールは、日本オープン用にセッティングされた狭いフェアウェイと深いラフにより狙いどころが絞りにくく、明確なコースマネジメントと確かな技術が求められる。

この難コースで開幕した第1R。首位に立ったのは伏兵、趙珉珪。趙は、6バーディ・2ボギーの67をマークした。2打差の2位タイグループには、この年の賞金王を獲得することになる裵相文、2週連続優勝を狙う久保谷健一、2001年大会覇者の手嶋多一ら7人がつけ、さらに1打差の9位タイに悲願の初優勝を狙う藤田寛之、8月にツアー初優勝を果たした飛距離が魅力の諸藤将次、アマチュアの藤本佳則が後を追う混戦模様の1日となった。
大会連覇を狙う金庚泰は、ショットメイクに苦しみ2バーディ・3ボギーの72でホールアウト。2年連続のローアマチュアを目指す松山英樹らとともに25位タイと出遅れた。地元千葉県で日本オープン初制覇を目論む池田勇太は2オーバーパーの41位タイ、注目の石川遼も75の4オーバーパー、68位タイと大きく出遅れた。

2nd Round
通算5アンダーパーでベーシックが単独首位に。ベテラン佐藤信人が3位に躍進。
N・ベーシック 佐藤 信人
N・ベーシック 佐藤 信人
昨日に続いて伏兵の活躍が目立った第2ラウンド。この日の主役は、オーストラリア出身のN.ベーシックだった。
関西オープンで61という爆発的なスコアをマークしたことで日本のゴルフファンに名を知られたベーシックは、タフなセッティングをものともせず、4バーディ・1ボギーの68をマーク。通算5アンダーパーで単独首位に立った。1打差2位には河瀬賢史。ここ数年パッティングの不調と腰痛により低迷していた地元千葉県出身の佐藤信人が2つスコアを伸ばして9位タイから3位に順位を上げた。さらに1打差の4位タイグループに手嶋、S・コンラン、久保谷健一がつけている。

68位タイスタートの石川遼は2つスコアを伸ばし通算2オーバーパーの20位タイ、池田勇太は通算3オーバーパーの28位タイと苦しいプレーが続いている。松山英樹もショット、パットに精細を欠き、通算6オーバーパーでホールアウト。辛くも58位タイで第3ラウンド進出を決めた。
なお、この日カットが行われ、通算6オーバーパーの58位タイ64人が後半のラウンド進出を果たした。9位タイスタートの藤田寛之、ディフェンディングチャンピオンの金庚泰は、惜しくも2日間で姿を消した。


3rd Round
強風が吹き荒れたムービングデー。佐藤信人が通算6アンダーパーにスコアを伸ばし単独首位に立つ。
佐藤 信人 裵 相文
佐藤 信人 裵 相文
昨夜半の強雨は上がったものの、強風が吹き荒れた第3R。ムービングサタデーと呼ばれる第3Rは、スコアを伸ばすには厳しいコンディションとなった。
その中で、着実なプレーを見せたのが3位スタートの佐藤信人。一次予選から日本オープンに挑戦してきた佐藤は、永年悩まされてきたイップスを感じさせない好調なパッティングで5、6番で連続バーディを決めるなど前半で2つスコアを伸ばすと、後半も2バーディ・1ボギーにまとめて通算6アンダーパーで2位のベーシックに2打差をつけて単独首位に立った。
佐藤に4打差の3位には裵相文、さらに1打差の4位タイに久保谷と手嶋のベテラン勢がつけている。

3日間を終えてアンダーパーは5人だけという日本オープンらしい上位争いの中、石川遼はこの日もスコアメイクに苦しみ、池田勇太らとともに通算6オーバーパーの27位タイと順位を上げられずにいる。ローアマチュア争いは、通算3オーバーパーで全体の16位タイにつけているチャイニーズタイペイの洪健堯が浅地洋佑に1打リードをつけた。


4th Round
裵相文が久保谷とのプレーオフを制し、日本オープン初優勝を果たす。
洪 健堯(左)と裵 相文(右)
洪 健堯(左)と裵 相文(右)
単独首位でスタートした佐藤信人は、前半久しぶりの優勝争いのプレッシャーの中で2ボギーと粘りのプレーを見せて優位に試合を運んでいた。

しかし、折り返しの10番。ティーショットを大きく左に曲げるミスからダブルボギーを叩くと、一転、優勝争いは混沌とする。
佐藤が再三のバーディチャンスを逃し続け足踏み状態となると、13番までに1ストロークスコアを落としていた裵相文が14番で起死回生のイーグルを奪取。15番でボギーを叩いたものの、通算2アンダーパーでホールアウトした。裵と同じ組でプレーする久保谷健一も前週優勝の勢いをかって、1つスコアを伸ばしてベと同ストロークでホールアウト。優勝争いは裵と久保谷のプレーオフに持ち込まれた。

18番ホールで行われたプレーオフ1ホール目、久保谷がボギーを叩いたのに対し、裵が落ち着いてパーパットを沈めて勝負は決着。裵が2011年シーズン3勝目をメジャータイトルで飾り、この年の賞金王獲得をほぼ決定付けた。最後まで粘りを見せた佐藤は1打差の3位、さらに1打差の4位にベーシックがつけ、この日ベストスコアの66をマークした2009年大会覇者の小田龍一が6位タイとなった。
なお、ローアマチュアは通算4オーバーパーで全体の10位タイに入った洪が浅地に3打差をつけ、パナソニックオープンに続いての獲得となった。

 
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