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2014年度（第14回）デュークオブヨークヤングチャンピオンズトロフィー

本選手権について

本選手権は、エリザベス女王2世の次男として生を受けたアンドリュー王子の称号であるデューク　オブ　ヨークの名を冠し、2001年に創設されました。

同王子は、2004年に「デューク　オブ　ヨーク　スポーツ財団」を設立し、2006年には同財団の奨学金制度としてウエリントン大学を選定。同年5月にウェルシュ・ジュニアオープン（15歳未満の部）に優勝したサム・ウィリアムス少年を選出するなど、教育とゴルフの発展に多大な貢献を果たされています。
同財団が主催する本選手権のカリキュラムには、Prince’s GCの訪問や教育講座が組み込まれるなど、ゴルフを通じての国際親善と国際交流だけでなく、広い視野を持った社会人の育成を目的としています。

本年度派遣選手の紹介

岡崎　錬
福井工業大学附属福井高等学校 1年

日本アマチュアゴルフランキング7位で2014年後期JGA男子ナショナルチーム候補選手の岡崎錬（福井工業大学附属福井高校1年）は、ユースオリンピックに続いて、国際競技日本代表に選考されました。
ゴルフは6歳から始めたゴルフは2年後に中部小学生ゴルフ選手権を制するなど早くも頭角を現し、2012年には日本アマチュアゴルフ選手権に初出場。惜しくもマッチプレー進出は逃しましたが、センス溢れるショートゲームに注目が集まりました。翌年の中部アマで3位、今年は同大会で2位となり、3年連続での日本アマ出場を果たした岡崎は、3度目の日本アマ挑戦で初のマッチプレーに進出し、ベスト16となりました。国際競技には、2013年のスピリットインターナショナルアマチュアゴルフ選手権で10位タイに入っています。
岡崎にとって初めてのリンクスで、得意のショートゲームがどれだけ通用するか。岡崎の真価が問われます。

蛭田　みな美
学法石川高校　2年

今年の日本女子アマチュアゴルフ選手権で見事に初優勝を果たした蛭田みな美（学法石川高校2年）。日本アマチュアゴルフランキング（女子）では7位となり、2014年後期JGA女子ナショナルチームに初選考されました。
8月の日本ジュニアでは、第1ラウンドこそ首位と5打差の14位タイグループと出遅れましたが、徐々に調子を上げ、最終ラウンドに69をマークして3位入賞の成績を残しました。
現在、東北福祉大学ゴルフ部で活躍している兄の影響もあって、3歳からゴルフを始めた蛭田。2012年には日本女子アマに初出場を果たしました。そして、今年の自身2度目の日本女子アマでは、ストロークプレーこそグリーン上で苦しみましたが、マッチプレーに入ると得意のパッティングも復調し、決勝進出。決勝では、関東女子アマ優勝の実力者、佐藤櫂穂に終始リードを奪われながらも後半に勝負をかける作戦が奏功。戦略眼の高さも示しました。
日本ゴルフ界のレジェンドの一人である中嶋常幸プロが主催するゴルフアカデミーで師事を受けている逸材。既に世界ジュニアで2位に入るなど、国際舞台でも活躍をしています。岡崎とともに蛭田も初めてのリンクスでのプレーとはなりますが、上位入賞の期待がかかります。

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