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競技報告
【3度目の正直。優勝なるか諸見里】
第4日 競技報告:武藤一彦 写真:Gery Kobayashi
 諸見里は3回目の決勝進出の偉業。「4年間で3回。1回も勝ってないし、いばれませんよね」とおどけた。準々決勝のナショナルチームのチームメイト吉田との対戦が山場だった。7番ホールで7メートルのパーパットをねじ込んでリードをゆるさなかった。8番ホールでは、2メートルのパーパットもよく入れた。9番はグリーン左バンカーに入れながらパーでしのいだ。「アマチュア最強のしのぶさん(諸見里)に当たってくだけろ」とぶつかってくる同い年のパワーにたじたじとなりながら、よく耐えた。
 ウイニングポイントもこの日の苦しい展開を象徴していた。オールスクウェアで迎えた15番ホール(パー5)でティーショットを左林に曲げ、そこから出すだけで残り130ヤードを残すピンチだったが、2メートルにつけるバーディーでリードした。そのままつけ込むスキを与えずにげきって、見事だった。
 過去、2回も決勝に進みながら敗れた。02年は上原彩子に6エンド5、昨年は3歳下の中学生、宮里美香に3エンド2。同じ沖縄出身のライバルに相次いで敗れ去った。「2回とも完敗。自分のペースで一度も戦えてない」悔しさはからだの芯に深くよどんでいる。悪い思いを振り払うようにいう。「大舞台にかわりない。でもこの1年、プロの試合で優勝争いを経験した。コースマネジメントも以前より格段に成長した。去年までのわたしは妹がやっていたことといえるような試合を明日はやりたいです」
 アマチュアとしてアマチュアと同じトーナメントでプレーするのはこれが最後。次週は米ニュージャージー州で世界女子マッチプレー選手権、10月には日本女子オープンとビッグトーナメントがひかえているが、いずれもプロとのオープントーナメント。最後のアマチュアの試合で「気を抜かず、でも、楽しんで自分のショットで飾りたい」といった。


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