2006年度(第16回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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競技報告
【中嶋常幸が連覇を達成】
第4日 競技報告:武藤一彦    写真:Gary Kobayashi
中嶋が狙う最後1.5メートルのパーパット。入れれば優勝、外せばプレーオフ。緊張のパットはスライスラインを転がりカップを割った。「最後は、こうなると思いながら気持ちを落ち着けた。1.5メートル。でも10メートルの感じだったね」汗を拭う中嶋に万雷の拍手が祝福した。
室田と首位タイでスタートし、いきなり3メートルを入れるバーディーでリード。5番、8番、9番とバーディーを重ね、一気に14アンダーパー。アウトを通過して室田を3打リードした。だが、11番で奥からのロングパットを1メートルショートして展開が一転する。3メートルにつけていた室田が、しっかりバーディーで12アンダーパーと伸ばした直後、中島はパ
ーパットを外した。アッという間に3打あった差が1へ。しっかりと積み重ねたはずの貯金が、崩れた。
「途中の3打は野球でいえば相手投手が好投、こっちが投手交代をいつするかと言った状況と同じ」野球に例え複雑な心境を語ったのはホールアウト後。「室田は、決してあきらめない選手」と決め、最後まで気持ちを緩めずにプレーすることを心がけたのだった。 
16番、中島は2メートルのバーディーパットを沈め、再び2打差。だが、17番パー3でティショットをバンカーに入れてボギーと、展開は最後まで緊迫した。が、全体の流れをつかみ、最後まで冷静だった。
「緊迫した中では、思うようにいかない。結果はコントロールできないから、自分だけはコントロールしようと、集中力を絶やさないことを心がけた。それと、運があった。大事なパットは全部スライスラインだったんだ」最後18番のウィニングパット。16番でリードを広げたバーディーパットはこの日、フィーリングのあったスライスラインだったと感謝した。
17歳で日本パブリック選手権に勝ち日本アマを制した。プロ入りした後は、日本プロ、日本オープン、日本マッチプレー、日本シリーズ…。日本と名のつくタイトルをすべて手にした。52歳の今季は日本プロシニア、そして今大会を2連覇した。とどまるところを知らない天才ゴルファーのとどまることのない成長ぶりが素晴らしい。「17歳で初めて日本オープンに出てキャリアを積んだのは、伊達じゃない」この時ばかりは、力んだ。しかし、現実は、ひざや股関節の痛みと戦う日々でもある。試合数を減らし、出る試合は全力投入。そんなゴルフ人生が、これから先も続く。次回はレギュラーツアー。VISA太平洋マスターズ、そしてダンロップフェニックス。「タイガーにゴルフを教えなくちゃいけない」といった時の目は笑っていなかった。 

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