2007年度(第40回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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Highlight 大会の見どころ
連覇を狙うジャンジョンに立ちはだかる日本の強豪たち。

ジャン ジョン中心の大会だ。欧米仕様のベント芝、ベントグリーンの北海道・樽前カントリークラブ。
米ツアーを主戦場とするジャンには2連覇に向けた格好の舞台だ。
米LPGAツアーで今季は優勝こそないが、8月最終週を終わって賞金ランキング10位、ワールドランキング13位だ。
米ツアー8年目のキャリアは出場選手の中でナンバーワン、そのしたたかさで誰にも引けをとらない。


Jeong Jang(左)
Jeong Jang(左)
昨年の日本女子オープン、大阪・茨木カンツリー倶楽部は圧倒的な強さだった。宮里藍との注目の最終ラウンド。最終組を同じ組でスタートし、せりあったのは前半だけ。終盤は、圧倒的な格の違いを見せ続けた。1番でラフに打ち込み5メートルのパーパットを残しながらねじ込んだ技術、勝負強さ。林に近く木がスタイミーになるラフからの120ヤードをユーティリティークラブのパンチショットでグリーンに持っていく技術は、テクニックもさることながら、そのイマジネーションの多彩さに舌を巻いた。そうして要所を締めながら全体的にはパットが光った。その読みとタッチ、カップにジャストタッチで入れるフィーリングは宮里をして「私もパットには自信がある方ですが、脱帽です。あのくらい、しっかりと、どんな状況でも入れていけないと“パットがうまい”とはいえないんですね。目標とします」と言わせた。

韓国ナショナルチームのトップアマチュアとして活躍、18歳で米ツアーを目指したが、その最初の試合、ハワイ州ハワイ島で行われた武富士クラシックではアメリカで戦うか、日本に拠点を置くか迷っていた。「日本で出場できる試合がないものだろうか?」相談を受けたことを附記しておこう、身長155センチと小柄でパワーの面で引け目があったチャンの人生の岐路。05年、全英女子オープンに勝ち06年伝統のウエグマンLPGA選手権の30回記念大会も制し、その年の日本女子オープンでの圧勝である。トレーナーをつけメンタルコーチもいる。強い韓国の中心選手として、もはや体格の不安など微塵も口にしなくなった。

全面洋芝の樽前はフランチャイズのアメリカと同じ環境である。コースは大地・北海道らしく広く茫洋としているが、フェアウェーは20ヤードをきる狭い設定となるはずだ。広いコースに狭い設定。当然、ラフが迫り、ボールの落としどころは、蛇行する最近のスタイルになる。ジャンは思う存分力を発揮するだろう。アメリカから直前に乗り込んでくるが、その対応力も見ものだ。


上田桃子 佐伯三貴
上田桃子 佐伯三貴

宮里藍が欠場して日本ツアーで活躍する選手たちへの注目度が高まる。今シーズンは好ゲームが多いシーズンとなった。上田桃子、佐伯三貴は日本女子の面目をしっかりと守った。

上田は4戦目のライフカードレディス(熊本空港)で優勝、プロ初優勝を地元で飾った。2勝目は11戦目リゾートトラストレディス(グランディ那須白河)では不動裕理とのサドンデスプレーオフ、3ホールで打ち勝った。3勝目はスタンレーレディス(東名)。横峯さくら、有村智恵と3人プレーオフを制した。シーズン通してむらなく3勝である。勝運も背負って勢いがある。

佐伯は5戦目のフジサンケイレディス(川奈・富士)で終盤、ロングパット、難パットを次々とねじ 込んでプロ4戦目で優勝した。夏、セントアンドリュースでの全英リコー女子オープンでは日本人最高位の7位に食い込んだ。新人らしい、けれんみのないプレー、新人離れしたおちつき、大学生プロというキャリアもあいまって新しいタイプのプレーヤー、時代を反映した存在感がある。
8月最終週現在、上田をはじめ全美貞(韓国)、張娜(中国)が3勝をあげた。外国勢は強く全は屋島クイーンズ(屋島)、サロンパスワールドレディス(東京よみうり)と連勝、続くヴァーナルレディース(福岡センチュリー)では不動と6ホールに及ぶプレーオフの末勝ち、女子プロ史上初の3週連続優勝の偉業を達成した。中国の張娜も“かため勝ち”した。初優勝は12戦目のサントリーレディス(六甲国際)、4日間、72ホールの優勝は心身ともに充実したプレーヤーの証明だった。7月、クラシエ・フィランソロピー選手権(習志野)、アクサレディス(苫小牧ゴルフリゾート72エミナ)と連勝した。切れの良いスイングから見せる攻撃的なゴルフは気持ちがいい。
全美貞 張娜
全美貞 張娜
大山志保 横峯さくら
大山志保 横峯さくら
昨年の賞金女王の大山志保は2勝をあげた。スイング改造などで今季は6月のニチレイPGM(美浦)が初勝利と出遅れも、明治チョコレートカップ(札幌国際)で2勝目をあげた。シーズン4勝を目標に女王を目指す横峯も中京テレビ・ブリヂストン(中京・石野)、新キャタピラー三菱レディース(大箱根)を勝ち2勝と賞金女王への“こだわり派”は2人とも順調に日本女子オープン初制覇に準備がととのったということだろうか。同じ2勝組でも不動、福嶋晃子はベテランらしく不気味だ。不動は廣済堂レディス(千葉廣済堂)で1年ぶりに優勝、夏にはヨネックスレディス(ヨネックス)を勝った。パットに往年の冴えが出てきた。
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