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競技報告
【連覇を狙う田中が+1。田村、赤山らと5位タイの好スタート】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
田中政佳
田村尚之
首位と3打差に10人がひしめく混戦模様となった第1ラウンド。大会連覇を狙う田中政佳は、前半スコアメイクに苦しんだものの、1オーバーパー73にスコアをまとめ、大会3度目の優勝を狙う実力者の田村尚之、8番ホールでホールインワンを達成した赤山正巳らとともに5位タイの好スタートを切った。
「大会連覇は、会う人ごとに言われている。大会前はプレッシャーもあったけれど、プレー中は考えないようにした」と田中は話すが、前半のプレー振りは、緊張のためか本来の出来ではなかった。4番でボギーが先行すると、6、7番で連続ボギー。9番もボギーを叩いて前半はノーバーディー・4ボギーの40と躓く。しかし、「気合いを入れ直し
赤山正巳
た」という後半は、10番でバーディースタートを決めると、14番で4メートル、18番で【どうしても決めたかった】という1メートルのバーディーパットを慎重に入れ、3つスコアを伸ばして見せ、溜飲を下げた。「小野ゴルフ倶楽部は、関西アマなどでもプレーしているし、相性は悪くないと思っている」田中自身の連覇に加え、関西勢3連覇もかかっている本年のミッドアマ。田中にとって、負けられない戦いが始まった。

本大会で唯一人連覇を達成している田村尚之。第1ラウンドはパッティングに苦しみながら、持ち前の粘りのゴルフで4バーディー・3ボギー・1ダブルボギーの73にスコアをまとめた。出だしの10番でいきなり3パットのボギーと出足をくじかれた田村は、13番で2メートルのパーパットを外し、嫌な流れに。16番ではセカンドショットでOBを打つ田村らしからぬ荒れたプレーとなった。しかし、ここから田村が凄みを見せる。17番で5メートルのパーパットをねじ込むと、18番では9番アイアンで放った2打目を1メートルにつける見事なショットでバーディー。続く1番でも2.5メートルを沈めると、その後は2バーディー・1ボギー。「ショットは本当に良かった。2打目は殆どがピンに真っ直ぐ打てていたし。ただ、パッティングが…」と悔しさを滲ませる。練習ラウンドで、グリーンのタッチは掴んでいたが、今朝の霧が田村を悩ませた。「グリーン上の露が気になって。グリーンが重いのか、早いのか…前半は掴みきれなかった」と言うとおり、前半のパット数は17。後半が12だけに、前半の田村の苦しみがわかるだろう。「今日1日を1オーバーパーでおさえられて、正直ホッとしている」と安堵の表情を見せた田村。「気が抜けない小野ゴルフ倶楽部で、第1ラウンドを踏ん張れて良かった。スイスイいければ良いスコアも出るけれど、ひとつ間違うとすぐにスコアを崩してしまう。自分は好きなコース」と、前人未到の大会3度目の優勝に好材料を口にした。

本選手権初出場の赤山正巳が、8番ホールでホールインワンを達成し、5位タイと健闘した。10番スタートの赤山は、12番でダブルボギー、13番でボギーを打つなど、前半38と苦しんでいた。後半も5番ホールまではパーセーブを続けていたが、6番で3パットのボギーとこの時点で3オーバーパーまでスコアを落としていた。「出だしでスコアを落としたときには、今年もこれで終わりだなと半分諦めていた」と話す赤山に突如訪れた奇跡が、赤山自身7度目となるホールインワンだった。それは、8番ホール。180ヤードのティショットで6番アイアンを手にした赤山は、「打った瞬間、手応えはあまり良くなかった。ちょっと、カミ気味」と苦笑いをするが、球はホールの手前に落ちると、そのままカップに吸い込まれた。まさにこれが、起死回生の1打となり、5位タイの好位置で第1ラウンドを終えた。赤山の最初の目標でもあった最終ラウンド進出に大きく前進した6番アイアンでのショット。「明日は75を目標に。4つのパー3でいかにパーセーブできるか」幸運を手にした赤山の明日の健闘を期待したい。

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