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競技報告
【田村、池田もニュージーランドを破り一矢を報いる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
田村尚之
池田勇太
日本アマで2年連続ベスト4に残り、マッチプレー巧者の印象のある田村だったが、オーストラリアとの対戦では、その田村にして「ショット、パッティング、全てが完璧。正直、びっくりした」と言うほどに力の差を見せつけられる結果となってしまった。2005年ノムラカップの優勝メンバーでもあるAndrew Dodtは、正確なショットと抜群のパッティングで、1ホールも落とすことなく、4and3で田村を退けた。田村は、それでも午後のニュージーランドとの対戦では、相手のミスを逃さないベテランらしい粘りのプレーをみせ一矢を報いた。7ホール目の13番を終えて対戦相手のLeighton Jamesに3upのリードを奪う。こ
完璧なプレーで田村を圧倒したA.DOT
のまま一気に勝負を決めるかと思われたが、心の隙が出たのか、17番でオールスクウェアに戻される。しかし、直後の18番でLeightonが3パットのボギーを叩くと、田村は再び勝負の流れを引き戻す。3番(207メートル・パー3)でティショットを3メートルにつけ、バーディーを奪い2upとすると、そのままLeightonを2and1で下した。

「オーストラリアの選手は、まるでマシンのように正確なショットとパッティングをしていました。相手が油断したら、そこにつけ込めればと思っていましたが、全く隙がありませんでした。ニュージーランド戦では、途中3upまで差を広げた時に、自分に隙が出来てしまいました。オールスクウェアに戻されて、嫌な流れになりましたが、相手がミスをして、楽になりました。自分は、相手を油断させてミスを誘い、自滅をさせるのが得意なので、うまく得意の展開に持ち込めたと思います。初めての4カ国チーム選手権で、自分の役割は、ある程度果たせたと思いますが、3位という結果は残念でなりません。でも、若い選手も、この試合で世界の強さを知ることが出来て良い経験になったと思いますし、自分にとっても刺激になりました」

この2日間、パッティングに苦しみ続けた池田勇太。3日目は、パターも変え、気分を一新してオーストラリア戦に臨んだが、連戦の疲れも出て好調だったショットにも次第に狂いが生じ始め、Tim Stewartに7and5という思わぬ大差で敗れてしまった。しかし、光明もあった。ようやくグリーンのタッチを掴み、バーディーパットが決まり始めたことと、「これだけの差をつけられて、プレーの内容ではなく勝ちにこだわった」開き直りができたこと。この2つが午後のニュージーランド戦で、池田に本選手権シングルス・マッチプレー初勝利を呼び込んだ。スタートの7番でティショットを左にミスし、林に打ち込んだ池田だったが、執念でパーをセーブし、Troy Ropihaから1upを奪う。しかし、その後はショットが不安定でTroyに逆転を許す苦しい展開に。それでも、なりふりかまわず相手に食らいつくプレーを見せた池田は、15ホール目の3番で相手がダブルボギーを叩いたのを機に、オールスクウェアまで持ち込んだ。その直後の4番で相手がミスを犯し、池田がリードを奪うと、そのまま逃げ切った。

「この3日間、ショットの調子は良かったのに、自分の成績は最低なものに終わってしまった。外国の選手との差は、パッティング。自分は、試合の流れを決めるパッティングを沈めることが出来なかった。この結果が、今の自分の実力だと真摯に受け止めて、これから成長していかないと。ニュージーランドとの対戦では、技術的なことより、目の前の対戦相手に勝つことだけに集中できた。最後になって、マッチプレーの原点を学ぶことが出来たと思う。きれいなゴルフをするよりも、どんな形であれ勝利する。それに気がつけた」日本アマでは2003年大会以来、毎年のように優勝候補にあげられながらも、あと一歩のところで優勝を逃している池田。本選手権で得た教訓を7月の日本アマで活かし、悲願のアマチュア日本一の座を目指す。


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