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競技報告
【国際競技初出場の片岡・柴田・藤本は、力の差を見せつけられる結果に終わる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
片岡大育
柴田健太郎
本選手権がナショナルチームメンバーとして初の国際競技となった片岡大育、柴田健太郎、藤本佳則。片岡は、今日の2試合とも一度もリードを奪えず、完敗を喫した。オーストラリア戦は、Rick Kulaczとの対戦。2ホール目の3番をKulaczに取られると、その後も自らのミスでリードを広げられ、4and3。続くニュージーランド戦では、Mark Boeに12ホール目の18番までオールスクウェアと一進一退のプレーを見せたが、1番で1メートルのバーディーパットを外して相手にリードを許すと、4番では80センチのパーパットを決められない痛恨のミスで、3and2で敗れた。
「オーストラリア戦は、相手のパッティング
藤本佳則
がすごくて、隙がなかった。ニュージーランド戦は、自分のミスで負けてしまった。勝てた試合展開だっただけに、自分の未熟さを感じました」

柴田は、午前中のオーストラリア戦で2006年全英アマランナーアップの実力者Jamie Arnoldと対戦。スタートの7番で幸先良くリードを奪うと、11番までは一進一退の好勝負をみせたが、12番で7メートルのパットを「あれが効きました」と悔やむ4パットのミスを犯して、リズムを崩してしまう。その後は、地力に勝るJamieが一気呵成に責め立てて、5and4の大差で敗れた。続くニュージーランド戦は、Andrew Searleとのマッチアップ。この試合でも、スタートの7番でアプローチをミスしてリードを許した柴田は、自滅していく。前半の9ホールで5downを喫すると、もはや、なすすべはなかった。1日目は、良いリズムでチームのポイント獲得にも貢献した柴田だけに、この日の結果には悔いが残る。「2試合とも、相手がミスをした時に自分も付き合ってしまった。この2日間の結果は、凄く悔しいです。昨日の風は、日本で経験したことがないもので、リズムを崩してしまいました。帰国したら、気持ちを切り替えて頑張ります」

藤本は、試合を経るごとに本来の調子を取り戻してきたが、試合の流れを決める大事なパッティングを決めきれず、シングルスでは勝利という結果に結びつかなかった。オーストラリア戦もMatthew Griffinがボギーを打ち、リードを奪う絶好のチャンスを迎えたが、2メートルのパーパットを外し、波に乗りきれなかった。藤本が意地を見せたのは、16ホール目の4番(165メートル・パー3)。Matthewが先に2.5メートルにつけると、藤本もその内側1メートルにグリーンオンするスーパーショットを放ち、1downまで詰め寄った。しかし、18ホール目の6番で5メートルのバーディーパットを決められず、金星を逃した。続くニュージーランド戦は、James Gillとの対戦。午後になって風が吹き始めると、Jamesは、風の影響を受けない球筋を多用して、「見たこともない低い球を打つ選手で、やりづらさを感じてしまいました」と、藤本を当惑させる。藤本は、Jamesから一度もリードを奪えないまま、4and3で敗れた。「ニュージーランド戦は、自分が本来の調子であって、ようやく戦えると感じられるほどの差がありました。オーストラリア戦は、相手のミスもあって良い勝負が出来ましたが、勝たなければ意味がないので。本当に悔しいです。3日間、シングルスは全敗に終わりました。何故勝てなかったのか…経験の差なのか…。各チームの代表選手は、風の読み方、アイアンショット、アプローチ、パッティング…自分より上でした。良い経験が出来たと思う。この悔しさを次に活かすだけです」
この3日間は、3人にとって日本代表としての責任感、強風、リンクスコース、世界の強豪とのマッチアップと未知の闘いとなった。誰も納得のいく結果は残せなかったが、この悔しさをバネに次代の日本代表の核となる選手に成長してくれることを期待したい。



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