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競技報告
【久我に競り勝ち史上最年少優勝に王手をかけた伊藤】
第4日 競技報告:三田村昌鳳 写真:Gery Kobayashi
史上最年少。13歳でベスト4に残った伊藤誠道(湘洋中学)は、準決勝で久我悠太郎(新白河)と対戦した。伊藤にとってマッチプレーは、初めての体験であった。

「マッチプレーは、相手に心を読まれたら負ける、とお父さんに言われていたので、なるべく表情に弱気な面を出さないように心がけていました。それは、1回戦で、ベテランの野上英司さんと対戦したときに、あー、ほんとなんだ、野上さんは、どんなに苦しい場面でも、難しいショットでも、表情を変えないんだ、と。そう、マッチが進むにつれて、いろんな学習をしながらここまでこられたのだと思う」 

久我との対戦は、けれども、決して楽勝ではなかった。伊藤が1番ホー
ルを獲り、1up。すると久我が3番を獲り、オールスクウェア。すかさず伊藤が4番を獲る。一進一退が続く。さらに6番を獲り、2up。「2downと2upでは、気持ちが全然違うということも学びました。2downになると、もう、獲るしかないという気持ち。2upになると、とりあえず楽という気持ち」その2upから9番で久我がとり、伊藤は1upで折り返す。さらに久我が12番を獲り、オールスクウェアが、15番ホールまで続いた。16番ホールで、久我がOBを出して伊藤が勝ちで、ようやく伊藤の1up。
17番も引き分けて、18番ホール。伊藤は、ドライバー、ドライバーでせめてグリーンエッジからサンドウェッジで3.5メートルにつけた。これを入れて伊藤の2upで勝負が決まった。

勝負の分かれ道があるとすれば「14番ホールですね。ふたりともボギーで引き分けたのですが、僕の方がピンチだった。第1打を左ドッグレッグなのに左の林に入れて、OBスレスレ。そこから5番アイアンで打ったボールが、うまく曲がらなくて、奥の林……。結局4オンして、4メートルのボギーパットを沈めてのボギーですから」

13歳で決勝進出も優勝も、もちろん史上初の記録となる。「こんな(記録を塗り替える)チャンスないですから、勝てるなら勝ちたい」と素直に言う。そして「明日は、上手な宇佐美さんとの対戦ですから、正直、楽しみです。イメージとしては、前半の18ホールを終えた時点で、オールスクウェアを目指したいです。自分がボギーを打たなければ…、どれだけパーを重ねていけるかです」と伊藤が言った。そういえば、宇佐美も「僕は、パーをとるのが得意ですから。まずはパー…」と、両者ともに一歩も譲らない様相を見せている。


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