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競技報告
【宇佐美・富村はフォアサムでポイント奪うも、シングルスでは共に悔いの残るラウンドに】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
宇佐美と富村組
宇佐美18番でまさかの3パットで敗退
‹○宇佐美・富村 5&3 ●Eugene Wong / Darren Wallace›
カナダチームとの初戦。午前のフォアサムマッチプレーで、勢いをつけたい日本チームの先陣を切ったのは、日本アマチャンピオンの宇佐美祐樹(日本大3年)と日本代表に初選考された富村真治(東北福祉大1年)。昨年の世界ジュニアチャンピオンのEugene WongとDarren Wallaceとの対戦となった。
出だしの2番パー3で富村がグリーンオーバーすると、宇佐美もアプローチを寄せられずボギーとし、1ダウンと不安な出だしとなったが、相手のWong / Wallace組もお互いのプレーがなかなか噛み合わずに5番のパ
富村真治
ー5でボギーを叩きオールスクェア。8番もカナダチームのボギーで1アップでハーフターンした日本チームは、10番パー5で宇佐美が残り220ヤードのセカンドショットをクリークでピン奥1.5mにつけ、これを富村がきっちりと沈めイーグルを奪い2アップとすると、続く11番パー3でも宇佐美がティショットをガードバンカーに打ち込みながらも、富村が乗せきれなかったアプローチを宇佐美が自らのミスショットを取り返すチップインパーで3アップ。ボギーの先行しなかなか調子が上がらないWong / Wallace組を尻目に、そのままリードを保ち、5&3でまず1ポイントをもぎ取った。

‹●宇佐美祐樹 2up ○Lindsay Renolds›
午後のシングルスマッチプレーで、宇佐美は昨年Coastal Carolina Universityを卒業し今年からナショナルチーム入りを果たしたLindsey Renoldsとの対戦。
午前のフォアサムで調子を掴んだ宇佐美だったが、ショット・パット共に精度の高いRenoldsに2番、3番と連続バーディを奪われ2ダウンとすると、5番、6番でも先にバーディパットを入れられ、バーディを奪ってもなかなか追いつけないもどかしい展開となった。しかし、7番で相手のボギーから1つ戻すと続く8番で4m、11番で2mのバーディパットを沈めついに追いついた。
バーディ合戦となったフロント9から一転、その後は両者互いにパーを積み重ね、緊迫する雰囲気の中で迎えた18番パー5。Renoldsが2mの上りのバーディチャンスを外したのに対し、グリーン手前のバンカーから放った宇佐美の3打目は下りの1.5mについた。「午前に小平が同じところから強めに打って外していたので、3パットだけは避けようと、入れに行かずに2パットで悪くても引き分けで…」と寄せに行ったバーディパットは1.5mオーバーし、痛恨の3パットボギーで宇佐美は惜しくもこの接戦を逃した。
「距離感が難しくて、つける場所が悪すぎました。前半からリードを奪われて、相手の流れになりそうになるのをずっと耐えていたんですが…最後を締められなければ何の意味もないですよね…」と、放心状態でつぶやく宇佐美。本選手権への参加をもってJGA国際派遣全競技への代表となった経験豊富な宇佐美は、この敗戦を誰よりも重く受け止めていた。しかし、「明日はまずバーディよりもパーを取って、前半でリードをされないようにしたいですね。確実にパーを取ってから、最後の最後で良いプレーが出来るように頑張ります」と、明日のオーストラリア戦に向けて気持ちを入れ直した。

‹●富村真治 1up ○David Markle›
昨年の世界アマ代表にもなっているDavid Markleとの対戦となった富村は、1番でMarkleのボギーで幸運な出だしとなるも、続く2番で風の左右を読み間違えてボギーを叩きオールスクェアとされるが、その後はマネジメント通りのプレーを続け、1ホール毎に気持ちを切り替えて冷静にパーを積み重ねてハーフターン。しかし、13番パー3でMarkleにティショットをぴたりとつけられて1ダウンとした直後の14番で、「このパットがキーポイントになる」と感じたという1mのバーディパットを外した富村は、そのショックを引きずり続く15番のティショットを左の林に打ち込み、痛恨のボギー。
2ダウンで迎えた16番時点で、先に出た久我、小平が負けており、富村が勝たない限り日本チームの勝利はない状態であった。エキストラホールのシステムがないこの試合では、上がりの3ホールを全て取らなければならない、と岡部コーチから告げられた富村は、気持ちを入れて奮起するが、惜しくも3mのバーディパットを外し、日本チームの勝利はなくなった。悪くても引き分けを狙いに行く富村は、17番パー3のティショットを3番アイアンで50cmにつけ1つ戻して粘るものの、一歩及ばず、1ダウンで敗戦を喫した。
「とにかく自分がチャンスをものに出来なかったのが最大の敗因です。取りこぼしをして勝てる相手ではないので、明日はしっかりと勝負どころで集中して、勝ちたいです」と、初の日本代表として苦い初日を終えた。

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