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競技報告
【国際競技初出場の久我がシングルスで初勝利を収める】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
<○久我悠太郎 1UP ●Scott Johnson>

日本アマ初出場で4位入賞を果たし、日本代表に初選考された久我悠太郎。日の丸を背負って戦うプレッシャーに押しつぶされそうになりながら、3日間必死のプレーを続けてきた。午前のフォアサムでは、富村真治とのペアでDaniel Pearce / Peter Spearman-Burn組に2&1で敗れ、背水の陣で迎えたシングルス。Scott Johnsonとの対戦は、最終18番までもつれ込む熱戦の末、1UPで本選手権初勝利を収め、有終の美を飾った。試合は久我が前半からリードを奪う。2番、3番を取り合って迎えた4番。久我がバーディを奪って1UPとリー
ドすると、続く5番は両者バーディで分け。久我は、続く6番で2メートルのバーディパットを決めた。

「2番を相手に獲られましたが、すぐに3番で獲り返すことが出来、4番からの3連続バーディで自分に流れを持ってこられたのが大きかった」と、振り返る通り、7番でJohnsonがボギーを叩き、3UPまでリードを広げる。しかし、Johnsonも粘りを見せ、9番でチップインバーディ、12番では久我が「単純なミス」でバンカーから寄せきれずにボギー、13番ではJohnsonがバーディーで勝負はオールスクェアに。「流れが悪いな」と久我には厳しい展開のまま迎えた15番。このホールでJohnsonがボギーを叩いて再び久我がリードを獲ると、17番では両者ダブルボギーで分け。最終18番は、久我が2メートルのパーパットをねじ込み、薄氷を踏む思いで本選手権初勝利を手中に収めた。

「1勝できたのは嬉しいですが、課題も見つかって…その前の惨敗が悔しすぎます」と、喜びよりも悔しさを強調する久我。日本アマでも飄々とプレーを続け、強豪を退けてきたが、4カ国で大切なものを学んだ。それは、勝利へのこだわりと気迫。「海外の選手は、闘志をむき出しにしてくるので、戦いにくかった。でも、その気持ちが大事なんですね。この試合で、ショットの精度とかよりも、気持ちの持ち方、気持ちのコントロールの仕方を学べた気がします。それが最後のパットを決めることが出来た要因だと思います」と、自分の成長を実感した久我。自分のプレースタイルにこだわりを持つ久我に、この試合で実感した勝利への気迫が加われば、うまさと強さ併せ持つプレーヤーに成長することだろう。


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