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競技報告
【代表初選考の富村はシングルス未勝利に終り洗礼を浴びる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
‹●富村真治 2&1 ○Thomas Spearman-Burn›

ここまで初日のカナダ戦のフォアサムでしかポイントを挙げられていない富村は、最終日でのポイント獲得に執念を燃やす。
しかし、先輩の久我と組んだ午前のフォアサムは、ノーボギーながらチャンスでパットが決まらず2&1で破れ、午後のシングルスのラストチャンスに全てを賭けた。対するはニュージーランドオープンのローアマチュアで、昨年のニュージーランドマッチプレーアマチャンピオンと経験豊富なThomas Spearman-Burn。富村の真価を問われるマッチとなった。

「ショットの調子が良かったので、午後はいける」と、意気込んで
シングルス未勝利で終わった富村
スタートした富村だったが、慣れない環境、慣れない試合形式、初の日本代表と、本人も気づかぬ内にここまで3日間で5ラウンドをこなしている富村の身体は疲弊していた。出だしの1番、2番でT.Spearman-Burnにバーディを奪われリードを許すと、3番で流れを変えようとドライバーを持つもこれが裏目に出て、左の林へ打ち込みボギー。続く4番でも、ティショットを右ラフに入れると、そこから5番ウッドでスライスをかけグリーンエッジまで持ってくるスーパーショットを見せるも、4mから3パットで連続ボギーとし、出だし4ホールで4ダウンと苦しい展開に。「気持ちだけは途中で絶対に諦めなかったんですが、疲れ過ぎてボールが曲がり、立て直せませんでした」と、4ダウンのままターンすると、10番、12番でもドライバーを左に曲げ、13番パー3ではアイアンショットを左のホールに打ち込み、勝負あったかに思われた。
しかし、ドーミーホールとなった14番から富村が凄まじい追い上げを見せた。「自分は諦めが悪い方なので、ドーミーになっても、絶対最後まで行く!最終ホールまで行けばバーディを獲って絶対オールスクェアになる!と思っていました」と、追い込まれながらも強い気持ちで戦い続ける富村は、15番こそT.Spearman-Burnのアプローチミスでホールを拾うも、14番では残り85ヤードをピンにぴたりとつけてバーディ、16番でも91ヤードを52°で2mにつけ、これをねじ込んで2ダウンまでスコアを戻した。

しかし、「キーホールになると思っていた」という17番パー3で、「午前中3番アイアンの低い球でピンハイだったので、アゲンストに合わせて打ったら、読み以上に風が強くて…」と手前10mにショートすると、そこから3パットし、一歩及ばず2&1で無念の敗戦。シングルス未勝利に終わり、「めちゃくちゃ悔しいです…」と、強く唇をかみ締めた。

「初めての国際試合で、本当に色々なものを勉強させて頂きました。飛距離や体力も差がありますが、1番の差はメンタル面ですね。勝負どころのパッティングの精度は本当に高かったです」と謙虚に語る富村だが、最後に「初めて日の丸を背負ってみて、負けるのは悔しいけど、背負うものが大きいほど、1打1打は楽しかったです。もっともっと重いものを背負ってプレーしてみたいです」と、興南高校時代の先輩である宮里美香の影響か、意外な負けん気と大物振りを覗かせ、一回り大きくなって国際試合の舞台に帰ってくる日が楽しみな一言を残して、コースを後にした。

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