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競技報告
【岩周はティショットが乱れ+4と悔し涙のラウンドに】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
ティショットの精度に苦しむ
2月にグアムで行われた女子ナショナルチーム春季合宿後、2週間に渡るオーストラリアでの大学合宿をこなし、初の国際公式競技日本代表として、初出場ばかりのメンバーのチームリーダーとして、その不安を払拭しようとするように休まず実直にトレーニングに励んできた岩周里紗(東北福祉大2年)。

その思いはプレッシャーとなって岩周の両肩にのしかかり、知らず知らずの内に彼女から伸びやかなスウィングを奪っていった。

緊張の中、トップでスタートした1番でティショットをバンカーに入れ、不安げなスタートを切った岩周は、ここは何とかリカバリーするも地に足のつかない状態で、続く2番・3番でもガードバンカーに入れて連
ホールアウト後悔し涙が止まらなかった
続ボギー。出だし3ホールで2オーバーとスコアが乱れ、「1番は何とか切り抜けられましたが、2番はティショットもセカンドショットもナイスショットだったのに風で流されて予想外のボギーとしてしまって、焦ってしまって…」と、不安と飲み込まれそうになるプレッシャーと戦いながらのラウンドとなった。

チャンスホールの4番450ヤードのパー5では、ティショットを左ラフに入れるも、残り41ヤードのサードショットをサンドウェッジで2mにつけ、何とかバーディを奪うが、5番でまたもティショットのミスから3つ目のボギー。

これで、ティショットが怖くなってしまった岩周は、「シュミレーションで絶対フェアウェイキープが必要と分かっていたホールに限って、怖くてティショットが全て右に出てしまって…その後はアプローチも余裕がなくなって最後まで流れを掴めませんでした」と、考えすぎたプレッシャーからアプローチとパッティングにも支障をきたし始めた。

大型選手を揃えた日本チームにとってキーホールとなるのは、9番・10番と続くパー5。487ヤード・430ヤードと比較的短く、参加選手の中で数名にしか満たないミドルアイアンでの2オンを可能にするこのホールは、スコアを伸ばすビッグチャンスとなる。このチャンスホールの9番で、ティショットをまたも左に曲げた岩周は、10ヤードのアプローチを寄せきれずパーとすると、10番でも3mのバーディチャンスから3パットのボギー。日本チーム3人でこの2ホールをノーバーディ・1ボギーと、チャンスを活かすことが出来なかった。

その後も、悪い流れを立て直せないままボギーを重ね、3バーディ・7ボギーの4オーバーパー・76と、不甲斐ないラウンドとなった岩周は、「今まで左に引っ掛けるミスが多かったので、修正していたら右に出てしまうことが多くなって、それが現地入りしてから焦りからか更に悪化し、練習ラウンドでは修正しきれませんでした」と、ホールアウト後、号泣した。

しかし、首位に8打差と出遅れた日本チームに泣いている余裕はない。「明日は距離を捨ててフェアウェイキープ第一で組み立てて、今日のオーバーパーを取り返すつもりで、日本チームを上位に引き上げたいです」と、半ば自分に言い聞かせるように話したチームリーダーの岩周にとって、明日は真価を問われるラウンドとなる。

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