2011年度(第21回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
NHKニュース&スポーツ・大会動画配信
本大会は、(財)上月スポーツ・教育財団の
助成を受けています。
Championship Reports
競技報告
【芹澤は-1に「満足です」】
第1日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Gary Kobayashi
インタビュールームに着くなり芹澤信雄は「難しい前半で3アンダーパーになってから、ちょっとねぇ」と語った。
練習ラウンドを終えた時点で、芹澤は「5、6、7、8番あたりが難しいから、そこをなんとか1オーバーパー以内で凌いで後半で稼ごう」というプランをイメージしていた。ところが、その難しいはずの前半、5、8、9番でバーディを獲り3アンダーパー。パット数も9パットという情況だった。
「(ちょっとね、と思う気持ちは)守りに入っちゃったんですよ。本来なら、10から12番で(バーディを)1個ぐらい獲りたいな、と思っていたんですけど、そのちょっとの微妙な守りの気持ちが13番のボギーまで招いてしまったのだと
思う」

今年の第1ラウンドの組み合わせは、かなり面白いものだった。例えば、中嶋常幸と倉本昌弘、昨年の日本シニアゴルフ選手権優勝のアマチュアの稲垣智久。そして青木功と尾崎健夫、水巻善典。或いは、往年の関西若手三羽烏と呼ばれた中村通と山本善隆の2人に横山明仁。
芹澤と同組には、羽川豊と室田淳がいた。
「日本シニアオープンのセッティングですから、易しいはずはないわけですよ。グリーンのスピードも、今シーズン(シニアツアーの)ベストの速さだし、ラフの深さもフェアウェイの幅も……。なら室田さんについて行こうという気持ちがあったんです。ところが、室田さんが、2番バーディのあと4、5、6番で連続ボギーでしょう? 逆に僕がボギーなしの3バーディ…アレアレ?そんな情況も、守りに入っちゃった原因のひとつにあったんだと思う」

今回、芹澤が帯同したキャディーは、レギュラーツアーで活躍している藤田寛之選手の専属の梅原敦さんである。芹澤を師と仰ぐ藤田選手に「貸して欲しい」と頼んだのである。芹澤・梅原コンビは、芹澤がシニア入りしてから5回目だという(レギュラー時代は頻繁に帯同していた)。
「昨年の富士フィルム(シニア)で勝ったときも彼に担いで貰っていて、今年もと思っていたのですが、藤田選手が、HSBCに出ることになって、それができなかったんです。で、この大会では貸してくれよね、と言って…でも、キャディーには、(レギュラーで活躍する)藤田とは(ゴルフが)違うからなって話したんですよ(笑)。まあ、僕の日本シニアオープンにかける気持ちの表れです!」

1アンダーパーのスタートには「満足ですよ。練習ラウンドでアンダーパーで回れば、と思っていたのですからね。欲を言えば、もう少し我慢したかったですけどね」という我慢のしどころだったのが、13、17番のボギーであった。
「コースセッティグもなかなかうまくできています。特に、ラフに入ったときに、狙おうか、刻もうか……という悩ましい場面がありますからね。もう出すだけしかないというラフと違って、それが絶妙です」

虎視眈々、という眼差しが芹澤信雄の瞳の奥にあった。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査