2011年度(第21回)日本シニアオープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
【逆転優勝に微かな望みをつないでいる真板と奥田】
第3日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Gary Kobayashi
腰から背中にかけての痛みで、この2週間はまったくと言っていいほどラウンドできないで日本シニアオープンにやってきた真板潔。第1ラウンドは「通常のスウィングの50パーセントほどしかできなかった」けれど、連日のマッサージが功を奏して、今日は、痛み自体はかなりなくなった。ところが、ゴルフのほうは思うようにはいかない。

「出だしの数ホールで、いい流れをつかみたかったけれど、2番で、1メートルほどの距離を外してバーディを逃したんですよ。それからリズムがおかしくなって、なかなか修正できませんでした。さらに追い打ちをかけたのが4番ホールで、ちょうどエッジのラフの芝がボールの後ろに立っている情況からのパッ
ティングもうまく寄らずにボギー。このふたつが今日の流れを悪い方向に向けた象徴的な場面でした」
5番ホールから、ずっとパープレーが続く。ようやくバーディがきたのが後半10番。それでも流れを呼び戻すバーディにはならなかった。さらに17番でボギーとして、この日73。通算2アンダーパーで首位と4打差。
「明日は、前半が勝負だと思います。前半の出だしで、ポンポンと(バーディが)くれば、ひょっとしたら勝負になるかも……」
確かに第2ラウンドは、1、2番連続バーディ発進で69を出している。その良いイメージで最終ラウンドを戦いたいと言った。

真板と同じに苦しみながら耐えたのが、奥田靖己だ。この日73の1オーバーパーで通算1アンダーパー。5位でホールアウトした。
1番ホールでボギーのあと、奥田靖己は違和感を感じていたのかも知れない。5番でバーディ、次の4番でボギー、さらには9番でもボギー。前半で2オーバーパーの38。
「パッティングの調子が、朝からおかしくて、それに加えてショットも良くなかった」という奥田。それでも後半に入って、11、12番、そして15番でバーディと伸ばしたものの、17、18番で連続ボギー。
最後の2ホールが惜しかったですね? という質問に対しても「いや、今日の内容じゃ(悪いゴルフの)帳尻が合っちゃったということです」と、肩を落す。

ショットの調子が悪いと「どう攻めていくかというイメージが沸かないんですよ。球筋のイメージが沸かない、というか、選べない。イメージを出して、これでいこうと思っても、もともとショットの不安があるから(スウィング中に)余計なことしてしまう」
こうなるとホールを攻めるマネージメントが崩壊してしまうのだ。
「下手ですよね」…奥田は、そう言って早々と練習場に走っていった。

首位と5打差。上位がグイグイとスコアを伸ばせるコースではない。だから、チャンスは十分ある。「粘ってみます。ともかく、ショットとパッティングの調子を少しでも修正して最終日に臨みたいですね」

上位の選手たちが、打球練習をしている中、日没寸前の最後の最後まで居残り練習をしていたのは、この奥田靖己だった。それも、仕上げは、ドライバーで、まるでウェッジで50ヤードを打つぐらいのスイングスピードでの練習だった。それを50発打って、奥田の練習は終わった。
明日の奥田のしぶといゴルフが、楽しみである。

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