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| 【首位タイのブーンチュ・ルアンキット。最強の敵は寒さと雨か】 |
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第3日
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競技報告：塩原義雄 写真：Gary Kobayashi |
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ブーンチュ・ルアンキットの第３日は、２バーディ・２ボギーのイーブンパーで後半に折り返してからの11番バーディ、12番イーグルがきいて２アンダーパーでのフィニッシュとなった。通算６アンダーパーは、室田淳をとらえてトップタイだ。11番パー３ホールはピン横１．２メートルにつけてのもの。そして12番パー５のイーグルは、ピンまで13ヤードの第３打をサンドウェッジでチップインさせたものだった。
「リーダーズボードで自分の位置を確認しながらプレーしていた。でも、他選手のスコアは、自分では操作できないから、自分のプレーに集中していた」
昨年も最終ラウンド最終組でのプレーだった。４位に終わった原因は、ど
こにあったのだろう。ルアンキットは、即答した。
「雨と寒さだね。濡れて、寒くてコンディションが悪かった。タイとは（気候が）違う」
ところで、明日の最終ラウンドも予報は雨。
「えっ、本当？！ うーん…。でも、自分には雨を止ませることはできないからねえ。降ってしまったら仕方がないね。このコースのラフは濡れたら重くて大変だと思うから苦労させられそう。そんな中でとにかくベストを尽くすよ。どうなるのかなあ…。心配だなあ…」
母国はバンコク市内まで洪水被害がでている。そして、広島では、ルアンキットが苦手にする冷たい秋雨。最終ラウンド、いったいどんな展開になるのだろう。
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