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Championship Reports
競技報告
【それぞれに課題を突きつけられた日本チーム】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
富村真治
小西健太
首位のチャイニーズタイペイと20打差の3位で最終ラウンドを迎えた日本チーム。首位を追い詰めるプレーを見せたいところだったが、アジア特有のティフトン芝、パワーの差とそれぞれの課題を突きつけられるラウンドとなった。

チームリーダーの富村真治(東北福祉大3年)は、5番で148ヤードのセカンドショットを9番アイアンで80センチにつけてバーディが先行。「昨日は自分でよい流れを止めてしまって苦戦したので、今日は流れを意識していたのに」直後の6番で1メートルのパーパットを外してしまい、続く7番も1メートルのパーパットをミス。連続ボギーで目論みは崩れてしまう。10番でチップインイーグルを奪うも、またもや
田村光正
続く11番で4メートルのパットがカップに蹴られてボギー。13番(パー5)は、距離も短くバーディを獲らなければいけないチャンスホールにも関わらずボギーを叩いてしまい、万事休した。「自分がリーダーとしてチームを引っ張らなければならないのに、最後までそれが出来なかったことが悔しい」大差の3位に終わったチームの不振の責任を一身に背負った富村。それでも、「オーストラリアアマで学んだことも実践できたし、今までよりも手ごたえはあった」と実りも感じている。「これからは、それをどうやってスコアに繋げていくのか。それを考えて出直します」とチームリーダーとしての役割を果たせなかった悔しさをにじませていた。

この2日間いずれもオーバーパーを叩きスコアメイクに苦しんでいた小西健太(瀬戸内高校2年)。最終ラウンドになって「課題だったアイアンショットの距離感も合わせられたし、コースに合わせたマネジメントも実践できた」と、6番でイージーバーディを奪うと、15番で16メートルのロングパットをねじ込んで2つ目のバーディ。16番でこの日唯一のボギーを叩いたものの、2バーディ・1ボギーの71と初めてのアンダーパーをマークして、実力の片鱗を覗かせた。しかし、小西は納得がいかない表情。9番で2.5メートルを外したのを皮切りに、4ホールもあったバーディチャンスを尽く外したのだから、それも仕方ないのかもしれない。「最後までパッティングが決まらなくて、スコアを出すことが出来なかった」と呟いた小西だが、「今まで経験したことがないティフトン芝での試合で、練習も出来たし、コンディショニングやコースコンディションに合わせたマネジメントの必要性を課題として見つけられた」と収穫もあった。次代のナショナルチームのエースへの成長が期待される小西だけに、この経験を生かして、課題をひとつずつクリアしてもらいたいものだ。

初の日本代表として本選手権に出場した田村光正(東北福祉大2年)。最終ラウンドは3番で「ナイスショットがラフに入って」ボギーを叩くと「今日は厳しくなると覚悟をした」という。その言葉通り、6番では2打目を右の林に打ち込むミスでダブルボギー。15番でも得意のアプローチでミスが出て2つ目のダブルボギーを叩くなど、2バーディ・3ボギー・2ダブルボギーの5オーバーパー77でホールアウト。チームに貢献することが出来なかった。3日間を闘い終えた田村は、アジアトップレベルの選手たちとの力の差を実感させられたという。元来、ショートゲームでスコアを作る田村は、国内であれば、それでも充分な成績を残してこられた。しかし、本選手権で闘ったプレーヤーは、「自分がユーティリティーで2打目を打っているところで、ミドルアイアンかショートアイアンを手にしていた」と、パワーの差を実感させられた。「コンディションが厳しい海外では、飛距離のアドバンテージがこんなにも大きいものだと痛感した」と絶望的な差を見せ付けられてしまった。「まずは体力トレーニングにもう一度しっかりと取り組んで、体を大きくしたい。そうすれば、スウィングの早さも身につくだろうし、飛距離を伸ばせる」体力の差、パワーの差を埋めることは一朝一夕では出来ない。それでも、地道なトレーニングに愚直に取り組んでいくしか解決策はない。田村にとっては、厳しい現実を目の当たりにさせられた競技となった。

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