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競技報告
【国際競技初出場の堀と松原はともにスコアメイクに苦しむ】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
堀琴音
松原由美
国際競技初出場となる堀琴音と松原由美。堅実なプレーが持ち味の堀と積極果敢なプレーが魅力の松原は、ともに全く色が違うプレースタイルだが、ともに日本代表の重みを思い知らされる1日となった。

「ショットは悪くなかった」と言う堀だが、生命線であるショートゲームに狂いが生じてしまえば、スコアメイクに苦しんでしまうのも道理だ。スタートの1番。1.5メートルを外した堀はボギー発進を喫する。言葉通り、3番で100ヤードをピッチングウェッジで1メートルにつけてスコアを戻すも、8番では、20メートル以上のファーストパットを寄せきれず3パットのボギー。後半も11番で1.5メートルのバーディパットを決めたが、1
堀琴音
松原由美
0番でアプローチミス、16番では1メートルのパーパットを決めきれずボギーを叩き、2バーディ・4ボギーの74に終わった。「今日は、パッティングの調子が悪かった分、スコアを落としてしまった」と悔しさに表情を歪ませる堀。しかし、パットの不調の原因はつかめたという。「残り3ホールで、風が強いのに上体が起きてしまってストロークが安定していないことに気がついて」すぐに修正したいという。「パットが戻れば、1アンダーパーぐらいのスコアは出せます。パットさえ戻れば…」鬼頭とともにチームの目標を達成するためにも、堀の復調は不可欠だ。

一方の松原は、「試合になったら緊張するかもしれない」と話していたが、スタートからきびきびしたプレーを見せていた。しかし、松原本人は、「ショットもパットも…全部駄目」と感じていたという。その兆候は1番にあった。フェアウェイセンターからホール左2.5メートルのチャンスにつけたが、これを決めきれない。「1番のパッティング。あれを決められないことが、今日の1日を象徴しています」と、肩を落とす。

本人の感覚が正しかったのか、3番で8メートルから3パット、4番では2メートルを外して連続ボギーを叩き、「悪い流れになってしまった」。9、10番とこの日2度目の連続ボギーとした松原が唯一バーディを奪ったのは12番(パー5)。残り95ヤードをアプローチウェッジで50センチにつけて溜飲を下げたが、直後の13番でボギーを叩き、1バーディ・5ボギーの76、4オーバーパーの不採用スコアと、日本代表デビューはほろ苦いものになってしまった。

「国際競技に日本代表として出場することは、本当に重いです。自分がスコアを崩すわけにはいかないという気持ちが」松原の魅力をそいでしまったのかもしれない。それに加えて、「このグリーンは傾斜も読みきれないし、タッチも合わせることができていない」と、悩みは深い。それでも、「パットだけ。パットを決めることが出来たらパープレーでいけると思う。無理をせず、パーをひとつずつ積み重ねて」と、前向きな気持ちは変わらない。中学2年生の松原に日本代表としての最初の試練が与えられたが、それを乗り越えなければ世界は見えてこない。明日のOra CCは台風一過で太陽が照りつけるだろう。松原が、その日差しに負けないまぶしい笑顔をチームにもたらすことができるか。

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