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競技報告
【富村と小袋は苦戦のラウンド】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
富村真治
小袋秀人
第1ラウンドは思わぬミスからスコアを落として不採用スコアとなった富村真治。「がむしゃらに攻めたい」とスタートした第2ラウンドも、終盤のミスでスコアを伸ばすことが出来ずに悔しさが募る1日となった。

ショットが安定していた富村は、6番で残り140ヤードの2打目を「フライヤーを計算して」ピッチングウェッジで50センチにつけるスーパーショットでバーディを奪う。11番でボギーを叩いたものの、14番では70ヤードをまたも50センチにつけて、1アンダーパーで終盤を迎えた。「今日は天候も回復したし、スコアを伸ばしたいと思っていた」富村だったが、17番で1.5メートルのパーパットを外してボギーとすると、1
富村真治
8番もバーディチャンスを逃し、この日はイーブンパーに終わった。

ショットの調子は悪くないだけに「パットが…もったいないです。今日は、昨日に比べれば強いヒットが出来たと思うのですが、ミスヒットしているのか…ホールの直前で球が揺れたり…入りそうな感じがあまりしなかった」とグリーン上の苦戦を悔やむ。「今日は、本当にストレスがたまりました。最後でスコアを落としてしまっては、話にならない」と、珍しく感情をあらわにした富村。「明日は爆発したい」リベンジを期して臨んだネイバーズで、このままでは終われない。

一方の小袋秀人は、ショットメイクに苦しめられた1日となった。「つかまえたい時につかまらなくて…つかまらないように打ったつもりが左へ」とショットが荒れた。2番(パー3)でティーショットを右に曲げてグリーン脇の木に当ててバンカーに入るミスでボギー。すると、4、10、13、16番でスコアを落として4オーバーパー76に終わった。「今日は、なにをやっても上手くいかない。そんな1日でした。でも、悪いところが全部出たとも思っています」と気持ちは既に最終ラウンドの優勝争いに向いている。光明は最終18番で奪ったバーディ。「最後は明日のためという気持ちでプレーして、それがバーディという形になった。良いフィニッシュとなったし、明日に繋げられるバーディを奪えたと思う」と首位タイの韓国、3打差で後に続くチャイニーズタイペイとの明日の決戦に気持ちを切り替えていた。

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