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競技報告
【松山は、「個人優勝がチーム優勝に繋がる」】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
ネイバーズトロフィーの第2ラウンドは昨日の成績順にペアリングが組まれる。この日、男子チーム戦の最終組となったのは、韓国のLee soo-minとチャイニーズタイペイのHung Chien-Yao、松山英樹の3人だ。

昨年のアジアアマチュア選手権2位のLee、昨年のパナソニックオープンと日本オープンのローアマチュアタイトルを独占したYao、そして、アジアアマチュア選手権連覇、日本ツアー競技でのアマチュア優勝、2年連続のマスターズ出場を果たしている松山の各チームエースの直接対決が実現したことになる。

一歩も引けないこの組合せを、松山は「楽しめた」と笑顔を見せた。「ショットは良かった」と
パッティングに苦しむ松山
いう松山だったが、前半は昨日の台風とは逆方向から風が吹き、「正直、風向きがわからなかった」と2番(パー3)で手ごたえ充分のティーショットをグリーンオーバーさせてボギーが先行する。しかし、松山は慌てることなく5番で40ヤードのアプローチを1メートルにつけてスコアをイーブンパーに戻すと、8番では右ラフから115ヤードの2打目を2.5メートルにつけてバーディ。前半を1アンダーパーで終える。後半も12番(パー5)で残り240ヤードの2打目を5番ウッドで8メートルに2オンさせて楽々バーディを奪うと、圧巻は最終18番(パー5)。Leeが8メートルに2オンさせるのを見届けた松山は、残り210ヤードのセカンドショットを会心の当たりで2メートルに乗せて、両者イーグルフィニッシュを決めた。松山はこの日、1イーグル・3バーディ・1ボギーの68。4つスコアを伸ばして、エースとしての役割を果たした。

しかし、今日の自分のスコアには満足していない。「Lee選手はアグレッシブなプレーで67。Yao選手はパットを決めまくって66。自分が最終組で一番スコアが悪かった」と、心から喜べない理由を明かす。「とにかく、グリーンが読みきれない。昨日が30パットで今日が31パットでは…」と、いまひとつ波に乗り切れないもどかしさを吐露する。

松山は、2日間で6アンダーパー。個人戦では首位のYaoに3打差、Leeには1打差の3位につけているが、「個人戦で優勝したい」と、明日再度同組でプレーする目下のライバルを打ち負かすことに集中する。表面的にはエゴイスティックなまでに個人戦での勝利を目指すようにも聞こえるが、心のうちは「自分が個人戦で優勝することで、それだけのスコアを出すことでチーム優勝が出来る」とチームのためにという強い思いがある。その思いは、「やっぱり、韓国は不採用スコアになる選手もアンダーパーでプレーしています。それに比べると日本は2日連続でオーバーパーを叩いてしまう選手がいる。

明日、もう一度チームで結束して、絶対に全員がアンダーパーをマークできるようにしたい」という言葉にも表れている。昨年大会で自問自答していたチーム戦での自分の役割を、自分自身が最高のゴルフをすることと見出した松山。その答えが正しいことを、明日最終組で証明するつもりだ。

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