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競技報告
【男子チームが台湾を振り切り2004年大会以来3度目の優勝を飾る。女子は韓国に8打差の2位に終わる】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
松山ホールアウト風景
松原由美
2012年度(第12回)ネイバーズトロフィーチーム選手権は20日、韓国・済州島のOra Country Clubで第3ラウンドを行った。

男子チーム戦は前半、韓国が思わぬ不調で苦しむ中、3打差の3位につけていたチャイニーズタイペイのHung Chien-Yaoが6バーディ、Kao Tengが4バーディを奪う猛攻でチームスコアを10ストローク伸ばし、チームスコア8アンダーパーの日本に1打差に肉薄する大混戦となった。後半、Kao Tengがスコアを落とす一方、富村真治と松山英樹がスコアを伸ばし、国際競技初出場の香妻陣一朗も最後まで粘りのプレーを見せた日本が、チームスコアを11アンダーパーにし
優勝を飾った日本男子チーム
韓国女子チーム
、通算18アンダーパー・630でチャイニーズタイペイと韓国に5打差をつけて2004年大会以来3度目、ホスト開催以外の本選手権では初となるチーム優勝を果たした。

女子チーム戦は、首位スタートの韓国がこの日もKIM Min-sunが69、エースのBAEK Kyu-jungも71をマークしてチーム通算15アンダーパー・417で2年ぶり7度目の優勝。日本は、日本代表初選考の松原由美が67と健闘したものの、韓国と8打差のチーム通算7アンダーパー・425で2位。チャイニーズタイペイは、日本に16打差の9オーバーパーの3位に終わった。

なお、個人戦は、男子が最終ラウンドに64をマークしたチャイニーズタイペイのHung Chien-Yaoが通算17アンダーパーで優勝を飾り、6打差の11アンダーパーで2位に松山英樹が入賞。女子は韓国のKIM Min-sunとBAEK Kyu-jungが通算7アンダーパーで並んだが大会規定(同スコアの場合、最終ラウンドのスコアが良い選手が上位)によりKIMが1位に輝いた。日本チームのエース、鬼頭桜は4打差の通算3アンダーパーで3位入賞を果たした。

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