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競技報告
【日本アマを戦いぬいた香妻も粘りのプレーでチーム優勝に貢献】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
日本アマチュアゴルフ選手権の5日間に及ぶ激戦を最後まで戦い抜いて、済州島に乗り込んできた香妻陣一朗と小袋秀人。ともに疲労が蓄積したギリギリの状態で、日本代表の責務を果たそうと最後まで必死のプレーを見せてくれた。

日本アマで3位入賞を果たした香妻は今週、風邪気味の体調でショットに本来の切れが見られない厳しい状態の中、得意のショートゲームでスコアを作ってきた。今日のラウンドでも前半は「ショットが酷くて…特にティーショットは右へのミスが多くて、アプローチとパットで凌いで」8番までスコアカード通りのプレーでチーム戦優勝に望みをつなぐ。

迎えた9番(パー3)。5番アイアンのティーショットは、
ようやく「手ごたえがあった」という会心のショットでホール手前1メートルにつけてバーディ。後半もショットが復調しないなか、16番までピンチを凌ぎながらパーを積み重ねてきた。香妻がここまで我慢をしてこられたのは、「チーム戦なので、自分の集中が切れてスコアを崩すことが出来ない」と思ったから、その一心の思いでプレーを続けてきた香妻だが、17番(パー3)のティーインググラウンドで日本チーム有利の情報が入ると、「キャプテンと安全にグリーンの真ん中を狙おうって決めていて、自分もそこに向かって打ったつもりだったんですが、心のどこかでグリーン右サイドにあるピンに向かってしまったのかも…」と、まさかのグリーン右バンカーに打ち込むミス。このバンカーショットを寄せきれず、この日最初のボギーが勝負どころで出てしまった。

「17番のボギーで、最終ホールで凄く緊張してしまいました。でも、富村先輩と松山先輩がスコアを伸ばしてくれていたので、少しは楽になっていたとも思います」とOBは避ける安全策を取り、バーディフィニッシュで有終の美を飾った。「日本アマの疲れが残っていて、一杯一杯のプレーでした」と初の日本代表として戦いぬいたネイバーズトロフィーを振り返る香妻。

「このメンバーなら、自分は先輩達についていくだけかと思っていたんですが、3日間自分のスコアが採用されたことは、本当に自信になりました」と、疲れと充実感が入り混じった笑顔を見せる。「3日間、プレーでチームを引っ張ってくれた松山さんは、本当に凄い。ショットもぶれないし、全部が凄いです。自分ももっと上にいけるように」と、世界で活躍する先輩の姿が良い刺激になった。

10月の世界アマも「チャンスがもらえるなら、もちろん出場したい。初めての日本代表でチーム戦を戦って、どんな調子でもアンダーパーを出せるように固くプレーすることが求められるのが、わかりました。この試合で自分がそれを全うできたことは大きな自信になります」と、思いを馳せる。その前に、「自分は全国大会で優勝したことがないんです。まずは、夏の高校選手権、そして日本ジュニアに優勝したい」。その2つの大会で、「このネイバーズで最後まで粘り強くプレーできたこと」を自信にして、まだ手に入れたことが無いタイトルを目指す。


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