2014年度(第47回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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一般財団法人上月財団
日本女子オープンは、一般財団法人
上月財団の助成を受けています。
大会のみどころ 飛び翔ける、世界への夢。2016から2020へ!
伝統を刻むトロフィをこの胸に抱きしめたい!
無垢な心で放たれる1打は、
いつだって、新鮮で簡素な叙情を描き出す。

逃げもせず、妥協もせず、毅然とした勇気と決断が、
果てしのない迷路の中から光明を見いだしてくれる。

人は、わが道を走りつづけるために努力し
途方もない時間を費やす。
失敗を恐れるな。挑戦の心を忘れるな。
漲るエネルギーも、気力も、その出口を冷静に見極めてこそ、
効果を発揮するのだ。
喜びや涙の数だけ、感動を味わえる。
前へ……さらに前向きの1打を放てば、
たっぷりと太陽の温もりを味わえる喜びが、ありがたい。

いつもフェアウェイの女神であれ!
アマチュアゴルファーの台頭

女子ツアーに吹き荒れたアマチュア旋風

日本女子ツアーのシーズン前半戦を振り返ったとき、話題の中心にはアマチュア選手がいた。第2戦のヨコハマタイヤPRGRレディスで1打差の3位タイになった森田遥が先鞭をつけた。
前年の日本女子アマチャンピオンで大会出場時女子アマランク2位の森田は、最終ホールまで優勝争いの真っただ中にいたが、1打及ばずに一ノ瀬優希、酒井美紀が演じることになったプレーオフに加われなかった。

4月のKKT杯バンテリンレディスでは、鹿児島高校1年生の勝みなみが、プロを押しのけて史上最年少での優勝を果たした。プロ転向を表明すれば、いきなりツアープロとしての生活が待っていたのだが、勝は「それ(プロ入り)は、高校を卒業してからのことで、それまではアマチュアのままゴルフを続けます」と、宣言してプロ入り騒動には至らなかった。

 
  5月のサイバーエージェントでは、再び森田が脚光を浴びた。第2ラウンドを終えて、これまたアマチュアの堀琴音と並んでトップタイ。最終ラウンドには、この二人に申ジエを加えた3選手が最終組でのプレーとなった。さらに、その1組前には、やはりアマチュアの永井花奈がいた。結果は一ノ瀬がヨコハマタイヤPRGRレディスに続いてアマチュア選手の壁となり、森田は2打差の2位に終わった。この大会、堀が4位タイ、永井が6位とトップ10を3人のアマチュアが賑わした。

アマチュア旋風は、まだ続いた。5月中旬に行われたほけんの窓口レディスでスポットライトを浴びたのは柏原明日架であった。第4戦のアクサレディスでa位タイになっていた柏原は、ほけんの窓口レディスでは第2ラウンドを終えて7アンダーパーとスコアを伸ばして首位に立った。最終ラウンドはバックナインで崩れて6位タイに沈んだが、間違いなく主役のひとりであった。
岡山絵里 佐藤耀穂
前半の女子ツアーを盛り上げたトップアマチュアたちが一堂に会した(柏原は出場せず)のが茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で開催された日本女子アマチュアゴルフ選手権だった。皮肉なことに、この大会で活躍したのは、女子ツアー前半で話題になった選手たちではなかった。
ニューヒロインが続々と誕生した。森田、堀の優勝候補が、そろってマッチプレー1回戦で姿を消した後、ベスト4に勝ち上がり、日本女子オープンへの出場権を確保したのは、蛭田みな美(学法石川高校3年)、佐藤耀穂(埼玉栄高校3年)、橋本千里(ルネサンス豊田高校1年)、三浦桃香(日章学園高校1年)の4選手だった。勝みなみは、準々決勝でコースを去っていた。アマチュア選手の層の厚さを物語るできごとであった。

蛭田は、中嶋常幸が主宰するゴルフアカデミーの生徒で日本女子アマは2度目の出場。佐藤は172センチの長身でビッグドライブを武器にする大型プレーヤー。三浦は、その佐藤を上回る飛距離を誇るが、今大会はドライバーが不調で封印し5番ウッドでティーショットする策をとり、それでも230~240ヤードを飛ばして対戦相手を圧倒していた。168センチでスタイル抜群。その点でも、注目を集めていた。そして橋本は全米女子オープンに予選会から挑戦し、本選でも4日間を戦い通して帰国したばかり。ハードスケジュールのハンディキャップを跳ね返してのベスト4進出だった。

これらの選手たちのうち、森田は日本女子オープンと同時期に行われるUSLPGAツアーのQT受験のために欠場する。堀、柏原は7月のプロテストに合格してアマチュアを卒業した。堀は、日本女子オープン予選会を突破したことで、本選手権にはプロとしての出場が決まっている。
“上手い選手”から“強い選手”、そして“上手くて強い選手”に
それにしても、アマチュアの強さが際立っている。その強さの秘密は、どこにあるのだろう。
国際競技への出場機会が増え、難コースでのプレー経験が技術向上や異なる芝生への対応力アップ、さらにメンタル面での落ち着きや、自信につながっている。
それだけではない。フィジカル面での強さも見逃せない。小学生、中学生時代に、ゴルフだけでなく他のスポーツにも取り組んで基礎体力を養う。それを基にして、体幹部強化のトレーニングを積む。昨年のローアマチュアである松原由美(大阪学院大学高校1年)は、中学時代の部活はゴルフではなく水泳部であった。部活ではないが、陸上競技(中・短距離)で活躍した選手たちも多い。日本女子アマでベスト4入りして本大会への出場権を獲得した三浦桃香は168センチでスラリと伸びた脚が目を引く。いかにも陸上の中距離選手といった体形である。

ゴルフでは、それが飛距離につながった。ドライバーの平均飛距離は270ヤードを誇る。日本女子アマでは、封印してしまったドライバーを日本女子オープンでこそ駆使してビッグドライブを披露してもらおう。永井は、今年になってジムに通いだしている。ほぼ毎日2時間、トレーナーとのミーティングで鍛えるべき筋肉を分析し、専用のメニューを作ってもらったうえで、インナーマッスルと体幹部強化に取り組んでいる。「今年は、ショット練習より体力強化に力をいれています。それで成績が落ちたり、低迷したとしても、先のことを考えると、今の自分に最も必要なことだと割り切っています」。
日本の女子アマチュア選手にとって、トレーニングは必須テーマになっているという好例であろう。実は、世界のゴルフ強国となった韓国では、もう10年以上前から体幹部強化とかインナーマッスルの鍛錬は、技術修得と対等か、それ以上に重きをなされてきた。

日本ジュニア(15~17歳の部)で大逆転劇を演じた勝。プロフェッショナル競技でもアマチュア競技でも優勝してアマチュアランキング1位に浮上したが、この選手もまた体幹部の強さが際立っている。その勝とともに長野県の軽井沢で行われた世界女子アマチュアゴルフチーム選手権の日本代表チームの切り込み隊長として活躍した岡山絵里(日本チームは両選手と松原由美の3人)も、強靭な体力で攻撃ゴルフを展開する。体・技・心。日本の女子アマチュアゴルフ界も、アスリートゴルファーが、その中心的存在として君臨するようになってきた。
ラウンド練習に多くの時間を割き、技術的には高いレベルにある“上手い選手”がトップグループを形成した時代から、鍛えられた体とタフなメンタルで“強い選手”に。さらに“上手くて、強い選手”へと、女子アマ界の勢力図は、急激に変貌している。
躍動する、実力者たち。

優勝候補に挙げられる韓国三羽烏。期待の日本選手は誰?

アマチュア勢の前に立ち塞がるのは、プロの強豪選手たち。その筆頭に挙げるべきは、イ・ボミ、アン・ソンジュ、申ジエという韓国三羽烏であろう。「今年は、賞金女王になる!」とシーズンイン前に宣言して、その言葉どおりにレースの先頭を走っている。有言実行である。
アン・ソンジュも今季の目標を女王の座奪回においてのシーズンインであった。昨年、森田理香子に追われた“定位置”を再び自分の下に戻そうと、先行するイ・ボミを追っている。そして申ジエもまた、女王の座を強く意識しての日本女子ツアー復帰だった。USLPGAツアーから撤退して日本女子ツアーに専念すると決めたときから掲げていた目標だった。
三羽烏の共通点は、ショット精度の高さ、パッティングの上手さ、勝負強さと優勝するのに必要な要素を全てバランスよく備えているところだ。難しいセッティングのコースほど実力が発揮される。
イボミ アンソンジュ 申ジエ
連覇、そして3度目の優勝が期待される宮里美香は、今シーズン、USLPGAツアーで苦戦しているが、ディフェンディングチャンピオンとしての出場とあれば、一気に復調しての優勝争いまで望める。
日本勢では、成田美寿々、森田理香子のシーズン複数回優勝者と、渡辺彩香、酒井美紀、さらに日本女子プロゴルフ選手権というメジャータイトルを射止めた鈴木愛の初優勝トリオ。そして、シーズン未勝利ながら、スウィング改造を果たし、安定感では随一の内容を示す原江里菜らの名前が、優勝候補の一角として浮かぶ。成田は、オフシーズンに猛練習を積んだ。ダッシュ、100キロ超えのバーベルを使ってのスクワットなど徹底したフィジカルトレーニングで体幹部を鍛え抜いたばかりでなく、ショートゲームの精度アップにも取り組んだ。その成果が現れたのはワールドレディスであった。最終ラウンド最終組でのフォン・シャンシャンとの対決を1打差に制してのシーズン初優勝。さらにヨネックスレディス、サマンサタバサと勝利を積み重ねて3勝を挙げている。賞金女王争いでも日本勢ではトップで、韓国三羽烏に割って入っている。
宮里美香
舞台となるのは、琵琶湖カントリー倶楽部・栗東/三上コース。1993年に日本オープン、2009年に日本シニアオープン、2011年にはアジアパシフィックオー プンが開催され、国内を代表チャンピオンコースのひとつとして知られている。栗東・三上とも古松でセパレートされ、フラットながら巧みに配されたハザードが戦略性を高め、さらに日本女子オープンのために施されたセッティングに選手たちは苦しめられそうだ。攻略する鍵を握るのは、正確なショットとパッティング。さらに、いかに集中力を高め、キープできるか。メンタル面のタフさも欠かせない要素だ。総合力が求められるのがナショナルオープンである。
20代後半になるとベテラン視されるほど若返りが進み、層が厚くなった女子ツアーでも、フィジカルトレーニングに力を入れるアスリート系の選手が増えた。アマチュア時代から積んできた基礎トレーニングに、プロになってのオリジナルメニューを加えて長丁場を戦い抜くスタミナ面にも気を配っている。プロの世界も“上手い選手”の時代から、“上手くて強い選手”への時代に移行してきた。
成田美寿々 酒井美紀 森田理香子
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