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Championship Reports
競技報告
【+1に終わった森田は「勝てなくて、とても悔しい」】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
森田遥(高松中央高校3年)は、昨日までショットがピンに絡んでいたが、パットの不調に悩まされていた。日本チーム上位進出に最後の戦いとなったこの日は、それまで森田を支えていたショットが乱れて苦しいラウンドとなってしまった。

5番でティーショットがラフに入りボギーが先行すると、6番(パー3)のティーショットもラフに打ち込み連続ボギー。8番ではティーショットがバンカーに入り前半で3ボギーとスコアメイクに苦しむ。「誰かひとりがアンダーパーでプレーしないと厳しいことはわかっていたし、自分がその一人になりたかった」と後半に入って2バーディを奪ってみせたものの、前半のミスを取り戻せず、1オーバーパーでホ
ールアウト。

「勝てなくて、とても悔しい」あまり感情を表に出さない森田だが、チーム戦5位に終わった本選手権に悔しさをあらわにする。「3日間、チーム全員の調子が上がらなかった。その中で、みんなが頑張っているのだけれど、そうすればスコアが良くなるとは限らないのがゴルフ。頑張り方が難しいです」と、チームメイトの力を引き出そうと腐心してきた3日間の苦しい胸の裡を明かす。

「シリキットで、また世界との差がわかった。自分たちのプレーが国際競技で出せるように努力すれば、スコアも出るはず。これから1つ1つを大切にして、ネイバーズトロフィー、そして世界アマを迎えたい」と、エースとしての自覚を改めて胸に刻んで、世界アマに向けて必死に前を向いた。

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