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Championship Reports
競技報告
【スコアを伸ばせなかった岡山と松原は最終ラウンドに賭ける】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
岡山絵里
第1ラウンドで66のベストスコアをマークしてチーム首位発進の立役者となった岡山絵里(大阪商業大学高校3年)は、この日イーブンパー。松原由美(大阪学院大学高校1年)もこの日74とオーバーパーでスコアを伸ばせず、悔しさを募らせている。

岡山の前半のプレーは昨日までの好調を確かに維持していた。3番で20ヤードのアプローチをウェッジで直接放り込むチップイン・バーディを奪うと、6番(パー5)では、50ヤードの3打目をピンそばにつけて、前半で2つスコアを伸ばした。好スタートを切った岡山だったが、「アイアンショットが少しオーバーするな」と仄かな不安を感じていたという。初の日本代表で優勝争いの渦中にいる
松原由美
岡山は、自分でもわからないうちにアドレナリンが出ていたのだろうか。後半に入ると、徐々にその不安が現実のものとなる。セカンドショットで確実にグリーンを捉えるものの、ピの上につけることが多く「下り傾斜のパーパットが増えて、神経を使ってしまった」と、綱渡りのプレーを強いられる。それでも、15番までパーセーブを続けてきた岡山だったが、心の疲れが確実に浸食していたのだろう。16番で下り5メートルから3パットのミスを犯すと、17番も再び3パットで連続ボギー。前半の貯金を使い果たしてしまい、2バーディ・2ボギーのイーブンパーでホールアウトとなった。「昨日はショットが良くて、3パットにつながるような位置につくことが無かった。今日はどうしても、ショットがオーバー目になってしまい、パッティングに負荷がかかってしまった。アイアンショットの飛び過ぎに、正直戸惑いました」初めて体験する感覚は、日本代表としての重責がもたらしたものだろう。しかし、この戸惑いもこの場にいなければ経験できないことだ。「明日はパー5でバーディを獲ってチーム優勝に貢献したい」日本代表に選考された者のみが受けるプレッシャーに、岡山は打ち勝つことができるだろうか。明日のプレーに期待したい。

松原は、第2ラウンドもスタートでつまずいた。1番5メートルのパーパットを決められずボギーを叩くと、3番では不調のティーショットを右に押し出し深いラフに。昨日から苦しめられているラフからのショットを木に当てると、50センチのボギーパットも外してしまい、ダブルボギーを喫してしまう。続く4番もボギーを叩き「あのホールでやってしまったと、焦ってしまった」と、松原らしくないドタバタなプレーで、本人もこの先が不安になったという。しかし、6番でこの日初バーディを奪うと7番から10番まで神がかり的なアプローチでパーをセーブ。起死回生のアプローチが、ようやく松原を落ち着かせた。潮目が変わり始めたのは11番(パー3)。ティーショットを3メートルにつけたこのホールは惜しくもバーディを逃したが、「本来のショットに近づくきっかけになった」と、13番(パー5)で2オン・2パットのバーディを決めた。14番では1.5メートルにつけるほどショットにキレが戻り始めたが、これを決めきれず「本当にもったいなかった。14番で獲れていれば、イーブンパーには戻せたのに」と口惜しむ。だが、これまでの松原であれば、仄かなきっかけを確実に掴んでみせてきた。それが出来ない現状が、松原の不振の深さを物語っている。「あとちょっと。あとちょっとなんです」目の前に見える復調のきっかけは、逃げ水のように手を伸ばした瞬間に消えてしまう。「出だしの4ホール。今日の後半のようなプレーをして、チームに貢献したい」自らにそう言い聞かせた松原は、「あとちょっと」を掴むために練習場に向かっていった。

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