2015年度（第23回）日本女子シニアゴルフ選手権は6日、富山県富山市の呉羽カントリークラブで最終ラウンドを行った。気温20度を超える秋を感じさせない好天の中、3オーバーパーで単独首位でスタートした花井正子がプレッシャーからか序盤からスコアを落とすと、1打差2位タイにつけていた中村彰子が前半を3オーバーパーにまとめて逆転。2位以下も団子状態となり、優勝争いは混迷を極めた。その中で、一歩抜け出したのは、カヤット 朱美 中田。中田は前半を2オーバーパーで終えると、後半も1バーディ・2ボギーの37にスコアをまとめ、この日2バーディ・5ボギーの75でホールアウト。通算9オーパーパーで逆転初優勝を決めた。
1打差の2位には大会7勝目を狙った三木逸子。さらに2打差の通算12オーバーパーには、この日ベストスコアの74をマークした2013年本選手権チャンピオンの田中真弓、関根奈穂美、平塚光子が入賞。
60歳以上69歳以下の部は、増田京子が通算17オーバーパーの17位タイで1位となった。
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