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Championship Reports
競技報告
【1打差の7位タイにつけた幡地と西山】
第1日 競技報告:JGA 写真:Y.Watanabe/JGA
幡地隆寛
「今年が最後の日本アマになるので、どうしても勝ちたい」そう意気込んで第100回大会を迎えたのは、幡地隆寛(東北福祉大)。

「練習ラウンドのときから難しいと感じていた」と言う10番ホールからティーオフした幡地は、12番でボギーが先行するも、16番(パー5)でしっかりと取り返し、「正直、今日の前半は1オーバーパーでも自分的にはOKと思っていた」という前半をイーブンパーで凌ぐと、得意の後半で思惑通りスコアを伸ばして見せた。

1番(パー5)で2つ目のバーディを奪うと、2番でボギーを叩いたものの、3番で12メートルのスライスラインをねじ込んで1アンダーパー。6番でも2メートルのスライスライン
西山大広
を読み切ってバーディを奪った。最終9番(パー5)は、2オンを狙ったショットが左へのミスとなり、うねりの大きなグリーンに「消極的にいって下りのパットを残すぐらいなら」と強めに入ったアプローチが4メートルもオーバーする誤算でパーに終わったが、それでも4バーディ・2ボギーの70にスコアをまとめてきた。

「今日は上出来です。スコアを出しにくい10番からのプレーで、良く我慢できましたし」と、首位と1打差の7位タイには満足げ。全国タイトル初奪取に向けての好スタートは、来年プロ転向も視野に入れている幡地の溜飲を下げた。アマチュア最後の年、そして100回記念大会での優勝に気合も十分な幡地だが、このタイトルを是が非でも欲しい理由は、他にもある。「どうしても日本オープンに出場したいんです。今年は、ファーストクオリファイングを受験するので、最終予選には出場できません。

今年から、日本アマの優勝者だけが日本オープン本選出場資格を得られるので、どうしてもこのタイトルが欲しい」と、初タイトルとともに夢の舞台への切符も手に入れたいと目論む。昨年の日本オープンで初出場を果たした幡地だが、結果は56位タイに終わっている。190センチにも届こうかという恵まれた体格から放たれるドライバーショットは300ヤードを超える大型プレーヤー。将来の活躍を嘱望される大器が、この日本アマでその才能を開花させることが出来るか。幡地の狙いは、ただ一つだ。


7位タイグループにつけた西山大広は、苦戦の末に日本アマ初出場を決めた。日本アマ出場を狙った四国アマチュアゴルフ選手権では第3ラウンドを終えて9位タイにつけ、ほぼ日本アマへの切符を手中にしたかと思われたが、最終ラウンドでよもやの失速。76を叩き、日本アマへは2打足りず悔し涙を飲んだ。そこで西山は、今年に限って開催された予選会に出場。鳴尾ゴルフ倶楽部での西日本予選会をトップで通過して苦労の末に日本アマ初出場を決めた。その日本アマへの強い思いが現れたのが今日の西山のプレーだった。「ティーショットが左右に曲がって、林ばかり」とピンチばかりだった前半は6番で10メートルのパーパットをねじ込むなど我慢に我慢を重ねて2バーディ・2ボギーのイーブンパーで凌ぐと、11、12番で連続バーディを奪い、ノーボギーでホールアウト。7位タイの好位置で終えた第1ラウンドに、程よい疲れと満足感が入り混じった表情を見せた。明日の廣野ゴルフ倶楽部での第2ラウンドで、上位64名入りを決めるカギを握るのは、この日不調だったティーショットの出来。予選会を突破した意地を明日のプレーでも見せたいところだ。

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