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Championship Reports
競技報告
【リンクスが金谷にもたらしたもの】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
勝と同じく初めてのリンクスで自分の武器であるショートゲームが通用せず、スコアメイクに苦しんできた金谷拓実(広島国際学院高校2年)。最終ラウンドは、「スタート前に、今日試せることは全て試そう。ティーショットで低い球を打つ、セカンドショットで風と喧嘩させるように打つ。それをテーマにしました」と、このリンクスで得られることは全て日本に持ち帰ろうとする気構えで1番ホールのティーインググラウンドに立った。

2番(パ―5)では、昨日初めて挑戦したパターでのアプローチに再び挑み、バーディを奪う。4番で3パットのボギーを叩いたが、7番(パー5)はティーショットとセカンドショットで3番ウッドを使い、バーデ
ィを決めて前半を1アンダーパーで終える。後半、11番で1.5メートルを外してボギーが先行したものの、15番(パー5)で絶妙なアプローチを見せると、続く16番も7メートルをねじ込んで連続バーディを奪ってみせた。この日の金谷は、4バーディ・2ボギーの70。通算9オーバーパーの20位に順位を上げて、初めて日本代表として臨んだ国際競技を締めくくった。
「今日は、自分が決めたテーマを最後までやり通せました。風は弱かったですが、ティーショットも11ホールでフェアウェイをキープすることが出来ましたし、15ホールでパーオンできました。テーマはクリアできたと思います」と、最終ラウンドにようやく笑みを見せた。

今年の金谷は、トヨタワールドジュニアで個人戦3位に入賞し、団体戦優勝に貢献したほか、日本アマチュアゴルフ選手権で史上最年少優勝記録を更新するなど、絶好調だった。本人も「今回も戦えるかな…」と仄かな自信を抱いてイギリスの地を踏んだが、リンクスはそれを打ち砕いた。ホールアウト後、「タフなコンディションでプレーしている選手と自分との差が、こんなにあるのかと痛感させられました」と話すが、金谷は俯くことなく、前を見据える。自分がホールアウトしてからも最終組のプレーに真剣なまなざしを送り、表彰式が終わった後も時間を惜しむように練習グリーンでアプローチを打ち続ける。「日本に帰ってからも、このようなタフなコンディションをいつもイメージしながら、練習に取り組みたい」初めてのリンクスが金谷にもたらしたものは、厳しさだけではない。世界のレベルを肌で感じさせ、再びこの舞台に立つ高いモチベーションを金谷に残してくれた。

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