2016年度(第49回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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大会のみどころ ナショナルオープンのタイトルを巡る闘い。烏山城の天守に駆け上がるのは誰?

日本女子ツアーでは、“絶対女王”ともいうべきイ ボミが昨年に続いて快進撃を続けている。その戦果は、目を見張るばかりだ。今季2戦目のヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップで早々とシーズン初優勝を果たすと、その後も常に優勝争いの中心に存在し続けた。3戦目以降の出場試合の順位を並べてみよう。2位タイ、4位タイ、3位、4位タイ、2位タイ、4位タイ、4位タイ、2位タイ、3位タイ、そして優勝。ここまでの11試合で2勝を含めて全てトップ5にその名を刻んだ。出場11試合連続トップ5はツアー記録更新となった。昨シーズンの伊藤園レディスからの連続トップ10記録も15試合となり、こちらもツアー記録を更新した。

これらの記録が途切れたのは、7月末の大東建託・いい部屋ネットレディスだった。2日目の18番で池に2発打ち込むというイ ボミとしては考えられないような乱れで9を叩いたのが響き、この大会18位タイに終わった。ここで小休止かと思われたが、記録へのプレッシャーから解放されたことですぐに快進撃を再開させた。翌週のmeijiカップでシーズン3勝目、1週休んで出場したCAT Ladiesでは大江香織をプレーオフで下して4勝目。その後もニトリレディスで笠りつ子とプレーオフに臨み、敗れたものの2位。続くゴルフ5レディスが3位。トップ5を外すことがない安定ぶりで賞金ランキングは当然のように定位置の1位に。パーオン率、パーセーブ率、リカバリー率といった部門別でもトップに立っている。そして、特筆すべきは平均ストロークである。9月5日現在で69.6204。こちらの部門でもツアー史上初の70の壁を突破しようとしている。昨年の平均ストロークが70.1914だったから、このデータでもイ ボミの進化が裏打ちされている。日本女子オープンのタイトルに手が届いていないのが不思議なくらいの圧倒的な強さ。今大会こそ悲願達成といきたいところだ。大本命である。
 
チョン インジ、イ ボミ
 
韓国勢VS日本勢
肩痛でツアーを離れ、韓国で治療していた申ジエは、ゴルフ5レディスで2位になり、完全復活を宣言した。治療後の打ち込みの成果で「故障前よりもしっかりとクラブを振れるようになり、飛距離も伸びた」と、その手応えを自信たぷりに口にしていた。今シーズン1勝を挙げているキム ハヌルも含めた日本女子ツアーの韓国トリオの牙城は崩しがたいほど堅固だ。そこにディフェンディングチャンピオンのチョン インジが加わるのだから、日本選手にとって烏山城の天守への道は険しいものになる。
2年ぶり2度目の優勝を狙うテレサルーも怖い存在だ。
 
申 ジエ、キム ハヌル、テレサルー
日本勢期待の一番手には、笠りつ子の名前を挙げたい。
ゴルフ5レディスまでの出場22試合でトップ5が9回(うち2回が優勝)、トップ10は15回とイ ボミに次ぐ安定した好成績をあげている。イ ボミはプレーオフでの強さに定評があり、過去の成績は8勝2敗。その2敗は、いずれも笠との対決で喫したもので女王キラーの別名を献上したい存在だ。
飛ばし屋で爆発力のある渡邉彩香、地力のある鈴木愛にも期待したい。さらに菊地絵理香は昨年のプレーオフ負けへのリベンジという意味でも心に期すものがありそうだ。
笠 りつ子、渡邉 彩香、鈴木 愛、菊地 絵理香
ローアマチュア争いからも目が離せない
ローアマチュア争いも、熾烈な戦いになりそうだ。
2年連続の栄誉を狙うのは勝みなみ。昨年までに日本女子アマチュアゴルフ選手権、日本ジュニア、日本女子オープンローアマチュアと「アマチュアとして欲しいタイトルは全て手に入れた」ということで、今年はアマチュア競技には出場しなかった。日本女子オープンでは、2年連続ローアマチュアを賭けての出場になるのだが、本音は、もっと上を見て、優勝争いに加わることにある。そして、あわよくば…。野望を胸に秘めて臨む。

女子アマチュアランキング1位の畑岡奈紗は、今年1月のオーストラリア女子アマチュア選手権はじめ幾多の国際競技を経験して大きく成長した。同選手権ではベスト8に名乗りを挙げた。3月にはアジア太平洋女子選抜VSヨーロッパ女子選抜のパッツィーハンキンストロフィーでアジア太平洋選抜チームに選ばれてマッチプレーを戦った。5月の関東女子ゴルフ選手権優勝後にはネイバーズトロフィーの日本チームメンバーとして2位になった。さらに6月には日本女子アマチュアで2位になった後、7月のIMGA世界ジュニアゴルフ選手権の15~17歳の部で優勝。さらに全米女子アマチュアゴルフ選手権の地区予選をメダリストで通過し、ベスト8入りを果たしている。こうした経験が、日本女子オープンでどんな実をむすばせるのだろうか。
勝みなみ、畑岡 奈紗
日本ジュニアゴルフ選手権の15~17歳の部をしたのが新垣比菜。実はシーズン中盤までドライバーショットの大不振に陥り、初めて経験するスランプ状態だった。猛練習で立ち直り、臨んだのが日本ジュニアであった。雷雨によって36ホール競技に短縮されたが、通算9アンダーパーの優勝スコアがスランプ脱出を証明していた。その新垣に3打差の2位となったのが6月の日本女子アマチュアで優勝した髙橋彩華だった。

女子アマチュアランキング3位の松原由美は、2013年大会以来のローアマチュアを狙う。2013年大会は中学3年生、14歳での出場で史上最年少ローアマチュアという記録付きの栄誉であった。今年は高校3年生。「アマチュアとしては、これが最後の日本女子オープンになると思うので、悔いの残らないプレーをしたい」と、ベストパフォーマンスを誓っている。ローアマチュアを巡る熱い戦いが、優勝争いにまで広がることを願ってやまない。
新垣 比菜、髙橋 彩華、松原 由美
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