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Championship Reports
競技報告
【姉の言葉に発奮した植竹愛海が好スコアをマーク】
第1日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe
18ホール目。植竹愛海には、どうしてもバーディをとりたい理由があった。大会前、姉の希望(のぞみ)に言われた。「4日間60台で回ったら、お小遣いをあげる」というのが、それであった。
4回目の出場となった植竹は、日出高校の3年生。「これが、最後の日本女子アマだと思うので、何か“卒業記念”になることを成し遂げたい」と、そんな思いで10番ホールからスタートしていった。いきなり、連続バーディがきた。前半は、その後2ボギーを叩いて、イーブンパーで1番にターンした。ここからバーディラッシュが始まった。2番(パー3)で6番アイアンのショットがあわやホールインワンの30センチについた。この1打がきっかけだった。4番(パー4)ホでは4番ユーティリティで50センチにつけた。さらに5番3メートル、6番4メートルとショットをピンにからめての3連続バーディで4アンダーパーとした。これなら60台のスコアで第1ラウンドをスタートできる…そんな気持ちになりかけたとき、落とし穴が待っていた。
8番は距離の長いパー3ホール。植竹は、4番ユーティリティの第1打を左に引っ掛ける。バンカーにつかまった。そこからホームランでグリーンオーバーさせ、第3打のアプローチショットで今度は反対側のエッジまでオーバーさせた。いったりきたり…のダブルボギーで2アンダーパーに後退した。姉からの言葉を現実のものにするには、9番(パー5)をバーディにしてこの日のプレーを仕上げるしかなくなった。第3打のアプローチショットを2メートルにつけた。下りのフックラインを読み切ってカップに沈めた。69。第一関門は突破できた。姉の希望は2歳上。昨年のプロテストで一発合格を果たした。いわゆる黄金世代のひとりである。子供のころから姉妹で練習してきた。「お小遣いあげる」は、そんな姉からのハッパであった。
持ち球はフェードボール。競技にでるようになったときには、女子の多くがそうであるようなドロー系のボールを打つことはなかったという。
今年は、筋力アップをはかるため週3日のトレーニングを続けてきた。その効果でドライバー飛距離が伸びた。平均250ヤード。コントロール性も高まった。「得意クラブはドライバーです」。はっきりと、そういう。普段練習させてもらっている鎌ケ谷CC、船橋CCへの感謝の気持ちも忘れない。
明日の天気予報は雨。雨中のラウンドは苦手ではないという。持ち球がフェードボールであるために大きなキャリーボールを打っていける。「どういう状況になっても、目標は4日間60台で回ること。結果は、それについてくると思っています」。
具体的で明確な目標があるときは、強い。絶好のスタートをきった植竹に注目だ。


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