 |
|
 |
【首位スタートの今平周吾が生かした全米オープンの経験とは?】 |
 |
|
第1日
|
|
競技報告:塩原義雄 写真:Y. Watanabe |
|
 |
ティーショットを右ラフに打ち込んだ12番(パー4)。今平は、ボールが沈んでいる状況を確認すると、ショートアイアンを手にした。その間、何らの逡巡もなかった。フェアウェイに打ち出して、残りはピンまで100ヤード。3打目をウェッジでピンそばに寄せて難なくパーをセーブした。
ラウンド中、どんな状況でも顔色を変えることはなかった。その裏には全米オープンの経験があった。舞台となったウィングドフッド・ゴルフクラブは、ニューヨーク州にあるリンクス風コースで「その難しさは、ちょっと考えられないほどだった」という。「あの中でやっていたら、ボギーが出るのは当たり前。必死にやってもボギーになるのだったら、その結
| |