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【本選手権2勝目に稲森佑貴が1打差2位タイに浮上】 |
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第3日
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競技報告:三田村昌鳳 写真:Y.Watanabe |
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ホールアウトして、メディアのインタビューにやってきた稲森祐貴。記者からバーディ・ボギーのホールの説明を訊かれると「あれ?…どうだっけ?…え?」と、記憶が抜けているような状態だった。ホールアウト直後。それも目一杯集中力を使い、戦闘モードのままだと、よくこういうふうに、記憶が一瞬飛ぶことがある。まさに、この日の稲森が、そうだった。
ようやく記憶の糸を辿れたのは、記者から手渡されたホールレイアウト図を見ながらだった。
第3ラウンド。稲森のスコアが動いたのは5番(パー4)だった。そこでボギー。が、次の6番(パー3)ですかさずバーディをもぎ取る。「思い出した。170ヤードを6番アイアンで1.5メ
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