2020年度(第85回)日本オープンゴルフ選手権競技
競技会トップ コース紹介 歴史・過去の大会 オープンへの道のり ギャラリー 協賛・役員 JGA HOME
sponsors
競技会トップ
フルリーダーボード
ホールバイホール
ホールサマリー
ホールロケーション
組合せ・スタート時刻
気象状況
競技報告
出場選手
競技概要
観戦案内
TV放映
フォトギャラリー
大会のみどころ
主な記録
本選競技日程
JGA HOME
NHKで全国生中継予定
toto
FacebookFacebook
Championship Reports
競技報告
【本選手権2勝目に稲森佑貴が1打差2位タイに浮上】
第3日 競技報告:三田村昌鳳    写真:Y.Watanabe
ホールアウトして、メディアのインタビューにやってきた稲森祐貴。記者からバーディ・ボギーのホールの説明を訊かれると「あれ?…どうだっけ?…え?」と、記憶が抜けているような状態だった。ホールアウト直後。それも目一杯集中力を使い、戦闘モードのままだと、よくこういうふうに、記憶が一瞬飛ぶことがある。まさに、この日の稲森が、そうだった。
ようやく記憶の糸を辿れたのは、記者から手渡されたホールレイアウト図を見ながらだった。

第3ラウンド。稲森のスコアが動いたのは5番(パー4)だった。そこでボギー。が、次の6番(パー3)ですかさずバーディをもぎ取る。「思い出した。170ヤードを6番アイアンで1.5メ
ートルに寄せてのバーディです」と語ったけれど、どうやら5番のボギーは、記憶にないらしい。
スタート前に、雨、気温11.8度。この状態で稲森は「気温も低いし、雨だし、飛ばないから、通常よりも1番手大きめのクラブで攻めよう。距離に対して目一杯のクラブを持つよりは、1番手大きめにして、いざというときには抑えて打つという戦略でした」例えば、18番(パー5)での第3打。残り122ヤード。「(天気の良い)昨日なら50度のウェッジですが、今日はピッチングウェッジで抑えて打って、1メートルほど。今日のベタピンでしたね」と言った。12番でボギー。その後、13番では約3メートル、15番も4メートルを沈めてバーディ。通算4アンダーパーで2位タイとなった。

「奇跡的に、というか、運良くというか。12番(495ヤード・パー4)の第2打を3番ウッドで打ったんです。そのショットのあたりが良くなくて池に入って、水切りみたいなかんじで助かったんですよ。欲を言えばパーセーブしたかったけれど、それを考えれば、さらに1打は費やしてしまうでしょう。ほんと、まさか池があるなんて眼中になかったけれど、そこに行っちゃって助かったんです。運のいいボギーでした」と語った。

稲森のティーショットは、いつもフェアウェイという定評がある。この日も、フェアウェイを外したのは14番だけだった。けれども、距離がたっぷりとあり、難しいこのコースでは、いくらティーショットが良くてもそれだけではスコアに繋がらない。2年前の本大会で優勝したとき以上に、アイアンショットの精度が高くなっていると思う。
「今日は、よくてイーブンパー、悪くて1オーバーパーという気持ちでいたんです。思っていなかったスコアになりましたね(笑)。でも、こういう悪条件の中で、自分の(ショット、リズムなどの)調子を狂わせたくなかった。ともかく無駄な1打を打ちたくなかったんです。順位とか関係なく、ともかくコースを相手にプレーしようと。今日は、それができました。明日は、順位を気にすることもあるけれど、とりあえずは、コース攻略しか考えないでプレーします。なんでもいいから今季は1勝したいと思っていたんです。でも、やっぱりメジャーに勝ちたいなぁ」稲森の目標は、優勝と決まった。

その他の記事はこちら
戻る
  • ハンディキャップインデックス査定システム J-sysとは
  • JGA個人会員募集
  • 世界アマチュアゴルフランキング
  • JGA主催オープン競技ロゴダウンロード
  • クリーンなスポーツを守るアンチ・ドーピング JADA
  • アスリートの盗撮・写真・動画の悪用、悪質なSNS投稿は卑劣な行動です。
  • JOCオリンピック選手強化寄付プログラム
  • 日本ゴルフサミット会議
  • 経済構造実態調査