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競技報告
【2年前に大学の先輩の優勝を目にしてから2年、平田憲聖が逆転優勝】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
平田憲聖(大阪学院大3年)は、通算12アンダーパーで最終ホールを迎えていた。その時点で彼は知らなかったが、蝉川泰果(東北福祉大3年)が通算11アンダーパーでホールアウトしていて、1打差でトップに立っていた。パー5の18番ホール、第3打は残り120ヤードを52度のウェツジで打った。本人の打った感触は良く、「寄ったかな」と思っていた。しかし、バウンドが良くなくて、ボールはグリーン奥まで転がってオーバーした。ファーストカットでボールのライが「ふかふかしていて、クラブが突っかかってしまい」、アプローチを寄せられず、2メートルのパーパットを残してしまった。回りの雰囲気で「なんとなくボギーは絶対ダメ」と感
じた。幸いだったのはストレートのラインだったことだ。「自分のストロークさえ出来れば外れない」と自信を持ってパーパットを打った。ボールは見事にカップインして、1打差で優勝した。「実感はまだない。もちろん優勝を目指して取り組んできた。それでもここで優勝出来ないと思っていた」という。

この日、1番ホールで首位だった唐下明徒(東北福祉大1年)がボギーとして、トップに並んだ。その後、3番(パー5)でイーグル、続く4番でバーディを獲って、スコアを通算12アンダーパーに伸した。ハーフターンで蝉川が通算9アンダーパーまで伸していることを確認した。ならば「13アンダーパーまで」伸せば、優勝も見えてくると判断した。14番(パー5)でバーディを獲り、目標の13アンダーパーに到達した。しかし、16番でボギーをたたき、再び12アンダーパーになり、冒頭のシーンにつながる。

2年前の2019年、小野グランドCCで行われた本選手権。優勝したのは大学の2年先輩だった砂川公佑だった。当時大学1年生だった彼は、18番グリーンサイドでその優勝シーンを見守った。そのときの順位は32位タイ。それから2年の月日が流れ、見事に自分がその優勝を成し遂げた。優勝カップに先輩の名前の次に自分の名前を刻んだのだ。

これからは日本学生チャンピオンとして戦っていく。大阪学院大としては団体戦の信夫杯、個人としては朝日杯を目標としていく。将来は「石川遼」のようにゴルフのプレーだけではなく、ファンを引きつける魅力、人柄を備えたプレーヤーになりたいという。是非日本のゴルフ界に明るい光をかざしてもらいたい。

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