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【勝負どころを逃さず連覇達成の勝みなみは「成長できたかな」と笑顔】 |
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第4日
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競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe /Y.Kawatani |
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最終ラウンドに勝みなみは、大きく2度のガッツポーズを見せた。最初は10番ホールグリーンのエッジ部分でのことだった。第3打でもグリーンに乗せられず、ボールはエッジにこぼれていた。前半の9ホールで5バーディを奪い、この段階で最終組の申ジエとトップに並んでいた。後半にターンしてすぐにボギーにしたのでは、ちょっと勢いにブレーキがかかる。カップまでは8メートルほどもあっただろうか。下りのほんの僅か右に切れるラインだった。パターで丁寧にラインに乗せていった。手応えがあった。ボールが静かにカップに転がり込む前に右こぶしを突き上げた。
「せっかくの貯金を、まだ吐き出したくはなかったんです。後半になると、
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