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Championship Reports
競技報告
【中学生の伊藤せあらが今大会ベストスコア67をマークして49位から7位タイに大ジャンプアップ】
第3日 競技報告:塩原義雄 写真:Y.Watanabe / Y. Kawatani
第2ラウンドの伊藤せあらは、通算5オーバーパーで、カットラインぎりぎりで後半のラウンドに進出した。中学3年生にしては大柄な163センチの体からドライバー平均飛距離240~250ヤードを打ち出す。
といって、今大会ベストスコアとなる67を叩き出したのは、ドライバーを強振した結果ではない。スタート前から決めていたのは「攻めのプレーをしよう」ということ。伊藤の場合、この攻めのゴルフというのはティーショットからガンガンいくのではなく、「アイアンで出来るだけピンを狙っていくゴルフのことです」。そのためには、ドライバーは無理をせずにフェアウェイをとらえていき、そこから積極策に転じるパターンの組み立てにな
る。

ずっと続けてきた練習がある。アイアンで“ライン出し”と呼ばれる、ターゲットに正確に打ち出していくショットだ。そして、伊藤にとっては、これこそが最も得意とするショットになっている。
10番ホールからのスタートで最初に得意なショットが決まったのは13番(パー3)だった。6番アイアンでピン一直線に飛んで行ったボールは、3メートルについた。下りのスライスラインであったが、距離を合わせるというよりも、ちょっと強めにヒットして転がりのよい球筋でカップインを決めた。
グリーン上でも、決めていた攻めのゴルフができていた。18番(パー4)では、レイアップしての70ヤードの第3打をピンそば1メートルに着弾させた。そこから後半にターンしての1、2番も攻め続けて3連続バーディ。さらに4番(パー4)ではピンまで105ヤードの第2打をピッチングウェッジで狙い撃ちして5個目のバーディを奪った。その他のホールは、すべてパーにまとめた。危なげないスコアメイクも際立っていた。

49位タイから7位タイにまでジャンプアップして迎える最終ラウンド。小学4年生から始めたというゴルフ。6年生になると競技会にも出場するようになった。応援されると、その気になっていくという性格で「競技に出る楽しさが膨らんでいきました。試合が好きです。練習も好き。ゴルフが好きです」。

最終ラウンドの目標は15位以内に入ることだというが、実は、来年度大会へのシード権が与えられる10位までに入るのが本当の狙いで、この目標に対してもライン出しショットを決める気でいる。

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