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競技報告
【最後は笑顔で。ナショナルチーム入りし成長した出利葉太一郎】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
第3ラウンドを終え、ようやくその名前がフルリーダーボードの上位に入ってきた。
出利葉太一郎(日本大学4年)だ。
昨年の本選手権、優勝した宇喜多飛翔と5打差で迎えた最終ラウンド、1打縮めて4打差で迎えた9番ホールで無情にも競技中止となった。「宇喜多君のプレーは素晴らしかったけど、最後までプレーしたかったですね」と振り返った。
それから一年。
念願だったナショナルチーム入りを果たし、さらに成長を遂げた出利葉がこの日本学生の舞台に戻ってきた。
第3ラウンドはバーディスタート。4番ホール(パー3)でダブルボギーとするも、続く5番、6番ホールで連続バーディとし取り返す。後半スタートの10番ホー
ルもダブルボギーとするが、14番ホール(パー5)でイーグルを決め、ここもミスはしっかりと取り返す。15番ホール(パー4)の2メートルのバーディパットを残した状態で雨による中断に。
「このバーディパットを外して悪い流れになりそうでしたが、続く16番、17番とパーで凌げてよかったです」この日の出利葉は1イーグル・7バーディ・2ダブルボギーの67とし、通算9アンダーパーの9位タイへ浮上した。
「(ナショナルチームの)ジョーンズコーチやビショップコーチに技術やコースマネージメントなどの指導を受けられるのがありがたいです。そして、海外競技への派遣は諸外国の選手たちの打球やプレーぶりを肌で感じることができて、刺激をもらっています。会場のゴルフ場も日本のゴルフ場とはレイアウトも芝も全く違う。その全て良い経験ですね。まあ、杉浦(悠太)選手に比べたら、海外競技での成績はまだまだですが(笑)」
ボナラックトロフィーアジア太平洋選抜vsヨーロッパ選抜では、杉浦選手とペアでプレーした。そこで改めて杉浦のレベルの高さを実感し、さらに一緒にプレーしていて誇りに思ったという。チームの勝利と杉浦の活躍を喜んだその一方で、個人戦では悔しい敗戦を味わった。
「次のアジア大会はナショナルチームとして海外競技へ派遣される最後の競技だと思います。この一年で成長できた自分のプレーを表現したいですね」と話した。
大学4年生でナショナルチーム入りしたという点で、昨年の蝉川泰果を重なる。
「昨年の蝉川さんの活躍は本当に素晴らしかった。自分も残りの大学生活で……」と歯に噛んだ。
出利葉にとって最後の日本学生、迎える最終ラウンド。「この3日間プレーしてきて、自分の状態、調子も上がってきているので、自分自分も最終ラウンドのプレーが楽しみですね。結果としてはもちろん、優勝したいですが、このコースに対して自分がどう向き合って、どう攻めていくか、1ホール1ホール考えて、そのマネージメントと実際のパフォーマンスが上手く噛み合ってくれたら結果はついてくるかなと思います。明日は笑顔で終われるように頑張りたい」と笑顔を見せた。
昨年度大会は、“勝ち切りたい”と勝つことに執着していた出利葉が、今年はまずは自分を表現したいと語った。その言葉からも彼の成長が伺える。
最後の日本学生で、出利葉にとってこれまでで一番の笑顔を見せてほしい。

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