2023年度（第56回）日本女子オープンゴルフ選手権は28日、福井県あわら市の芦原ゴルフクラブ・海コースで第1ラウンドを行った。
断続的な降雨と気まぐれに変わる風の中で開幕した今大会は、混戦模様の幕開けとなった。首位タイに並んだのは5アンダーパーでホールアウトした岩井明愛、吉田優利、三ヶ島かな、ささきしょうこの4人。3週連続優勝を狙う岩井明愛は2度の連続バーディを含む5バーディ・ノーボギー。昨年大会のリベンジを狙う吉田は5番（パー5）でチップインイーグルを奪取するなど1イーグル・5バーディ・2ボギーでプレーを終えた。三ヶ島は、安定したパッティングでピンチを凌ぐ粘りのプレーが光った三ヶ島と
ささきは、ともに6バーディ・1ボギーでホールアウト。今シーズン初優勝に向けて好位置で第1ラウンドを終えた。
1打差の5位タイには、今シーズンプロ初優勝を飾っている蛭田みな美、ベテランの青木瀬令奈と上田桃子の2人、メルセデス・ランキング2位の山下美夢有、2020年大会チャンピオンの原英莉花が続いている。首位グループと2打差に17人がひしめいた第1ラウンド。天候の回復が予想されている明日の第2ラウンドで、この混戦から誰が抜け出すか。
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